ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.5(2001/07/01) @
【大雪渓】
6月27日より、県道乗鞍岳線が開通し、今回から長野県側より大雪渓に入ります。
かなり融けました。先週もだいぶ雨が降り、また、昨日(6月30日)も1日中、雨でした。道路付近の雪渓ははほとんど消え、ご覧の通り、地面の面積がかなり多くなってきました。上部の方はさほど変化していないようです。
【雪渓下部】
道路から雪渓への入り口付近はクルマ1〜2台分ほど駐車できるスペースができてしまいました。先週から比べると1メートル以上は低くなっています。
いつも、この付近にはあちこちにエア台が作られ、華麗なエアーを披露してくれます。
降雨があると雪質は極端にガタガタになってしまいます。左写真の通り、典型的なスプーンカットになってしまいました。雪解けが進むと雪渓下の流水が増し、雪渓の下は空洞になります。踏み抜かないためにも雪渓ふちを歩かないように注意する必要がありますね。
これは先週、鉄砲水の場所ですが、雪渓を土砂が覆っています。一度土で覆われてしまうと、その部分の雪解けは周辺より遅くなるようです。先週はおそらく、この土が見えているところの高さまで雪があったのでしょう。
ウラジロナナカマドの新芽が目に眩しく輝きます。
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