ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.6(2001/07/07) A

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(Update:2001/07/10)

 

【雪渓上部】

雪渓中間地点から 雪渓上部から

左の画像が今回の中で一番変化が大きかった部分です。先週と比較して上部と下部を結ぶ中間地点の雪解けの激しさがご覧になれると思います。

上部そのものは前述ほどの変化はないものの、雪渓を左右に二分する峰とでも言うんでしょうか雪渓上部の中央部分に岩が出てきました。(左画像では雪渓上部の中央付近。右画像では右に張り出している部分のやや下の部分)

 

雪渓上部は下部と異なり、多くのポールセットが立ち並びます。雪質はこちらも下部と同じです。右のようにもちろん基礎スキーの練習をおこなう人も多くいます。下部に比べてやや「デコボコ度」が少ないものの、やはり、まともに滑走しようと思うと整地する必要があります。「デコボコ」に加え、ポールセットの滑走ライン跡からできるウェーブも所々見られます。

雪渓上部はまだ十分な広さがあるものの、雪面が荒れているため楽しく滑走できるエリアは比較的限られてきます。梅雨が明けると、雪面の緩んでいる時間も長くなり簡単に整地できるので、滑走エリアはある程度ひろがります(整地する・しない以前に雪がなくなってしまうこともありますが...)、それまではいろんなスタイルのスキーヤー・ボーダーが混在する形になります。お互い他人の状況を配慮しながら楽しんでください。

 

【昨年の今ごろは】

画像提供:N特派員(2000/07/09)

ちょうどVol.4(2001/06/23)に近い様子です。したがって、昨年より2週間程度雪解けが進んでいることが分かります。例年と比べてもやや早いと思われます。今後、曇りや小雨の日が続き、気温の上昇が少なければ雪解けのスピードは遅くなりますが、梅雨明けも近づいて来ていますのであまり期待できませんね。

 

◎ 一口メモ〜『早起きは三文の得』 ◎

date:2001/07/08 04:41

「天気が良ければ」という条件付ですが早起きすればご来光を拝むことができます。この写真は7月8日 4:41のものです。お日様が顔を出す瞬間はドラスティックですが、その前の朝焼けがキレイに見られる日はなかなか少なく、この写真の朝焼けはまぁ〜まぁ〜と言ったところでしょう。映画にでも出てくるような、たなびく雲を赤く染め抜く朝焼けにはなかなか出会うことができません。
朝焼けは日の出の1時間〜30分くらい前から楽しむことができ、日の出と同時に消えてしまいます。(防寒着を忘れずに)

 

 

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