ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.7(2001/07/15) A
【雪渓上部】
雪渓中間地点から | 雪渓上部から |
減った!減った!かなりへりましたねぇ。画像左の右下の部分(ちょうどヒトが立っているところ)は先週までは一面に雪があったのですが、今週は完全になくなってしまいました。左下に伸びる沢も細くなってしまい、小回りでやっと下りられるほどです。ここも来週にはなくなってしまうでしょう。上部雪渓を左右に分ける峰もその形をはっきりあらわしてきました。
画像右の雪渓上部から下を見た画像をご覧になるとお分かりと思いますが雪渓上部から下部のエア台やモーグルコースのあるバーンへ行く箇所の雪がなくなり、板をつけて直接下部へ行くことができなくなりました。
ちょうどこの画像を撮影していた箇所でも、雪渓の先端は先週からくらべて5〜10メートルは後退しました。
ここは先ほどの雪渓上部とモーグルバーンへ向かう地点です。先週からくらべて高さにして1.5メートルほど雪解けし、滑走不能になってしまいました。
今週はかなりの人出で雪渓上部の右側バーンはポールが所狭しと並んでいます。
こちらは雪渓上部の左側。フリーで滑る人たちが大勢お越しになっていました。右側と違って比較的斜度があります。(初心者・初級者はちょっとムリかな?)右側の3分の2程度の広さがありますが、急斜面でまた、途中から急激に落ち込む所があるため滑られるところは限定されています。
うだるような暑さではなかったのですが、日中はバーンも結構緩んできて大勢の人が滑ったところはきれいな状態になり、比較的滑りやすい状態になりました。ポールが林立する右側バーンではフリー滑走できる箇所が少なく、フリー滑走の多くの人が左側バーンへ来ていたようです。(ここ以外、フリーで問題なく滑られる箇所は少ないようです。)
梅雨が明け、日差しも強くなってきて日中はかなり緩んでくるため、大勢の人で滑れば滑りやすい状態にできます。
【昨年の今ごろは】
画像提供:N特派員(2000/07/09) |
先週と同じ画像です。現在、画像を捜索中です。見つかり次第掲載いたします。
久しぶりにお越しになった常連さんも来てみてビックリされたようです。最初の一言は「今年はすくないなぁ〜」でした。確かに昨年が多すぎたのですが、やっぱり今年は少ない。7月第3週目で雪渓上部から雪渓下部に滑り降りられなくなったのですから、雪解けのペースがやや早いですね。でも、7月の半ばで下部のバーンが完全になくなってしまった年もありましたから今年はまだいい方でしょう。
◎ 一口メモ〜『ノリクラ携帯電話事情』 ◎ 今や2人に1人は所有しているほどの普及台数をほこる携帯電話。ここ、乗鞍でも例外にもれず、携帯電話を持参しているスキーヤー・ボーダーも多くいらっしゃいます。しかし、どの電話会社のサービスエリアマップを見ても乗鞍岳は「圏外」。でも、一応利用可能なようです。 衛星電話を除いて、かつてはドコモのアナログ、IDO・セルラーのアナログ(TACS)が雪渓および雪渓駐車場のどこにいても利用可能でしたが、デジタルになってから様相が変わってしまいました。今現在、比較的「使い物」になるのはJ−PHONEとツーカーです。それに続いて、ドコモ、AUデジタルがそこそこ利用可能といったところでしょうか。(AUのcdmaOneはダメなようです) |
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