ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.10(2001/08/05) @
【大雪渓】
雪解けのスピードがかなり速くなってきました。下部の雪渓は滑られるほどの面積はありません。上部の雪渓も右側を中心に面積が狭まってきました。例年、お盆に入る少し前あたりまでは下部の雪渓で何とか滑られる年が多かったように記憶します。やはり、猛暑が影響しているのでしょう。しかし、この日だけなのかもしれませんが、なぜか、空がいつもより高く感じます。もう立秋を迎えるからでしょうか?
【雪渓下部】
もう下部の雪渓は滑ることができないほど小さくなってしまいました。右の画像でおわかりのようにもうホントにないんです。
もう、誰も滑っていません。この日は観光客もこの雪渓にはほとんど訪れていないようです。
こちらは先週まで何とか滑ることができた中間部分の雪渓。跡形もなくなろうとしています。今週はここが一番変化が大きいところのようです。
ですから、こんな雪渓には目もくれず、足早に上部の雪渓に向けて足を運びます。
モミジカラマツ | チングルマ |
高山植物の方はピークを迎えたようです。先週まではあまり花を見つけることができなかったモミジカラマツがあちらこちらで見られるようになりました。
また、「白い花といえば...」と言って良いほどいたるところで咲き乱れていたチングルマも、花が終わってしまったものがちらほらと出始めてきています。名前どおり、その姿を「稚児車」に変化させています。
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