ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.11(2001/08/13) @
【大雪渓】
今週1週間は現地に駐在しています。お盆の週で長期連休の方も多く、ノリクラが一番にぎわう時期です。先週、「雪解けのスピードがかなり速くなってきた」とお伝えしましたが、だんだん、滑るのに苦労するようになってきました。下部の雪渓はもうほとんどありません。上部の雪渓も右側は所々に大きな岩が露出しています。ここ数年、若干の違いはあるものの、確実に減っています。10年前はこの時期でも下部の雪渓で滑られてものでした。また、その頃から比べると、雪渓を訪れるスキーヤーも減っています。
【雪渓下部】
下部の雪渓はご覧の通り、滑られる状態ではありません。
今日は月曜日ですが、お盆の週ですので、多くの観光客が雪遊びをしていました。しかし、「お尻で滑る」ほどの滑走距離はありません。雪に触れるだけです。雪渓の雪を口にしている姿を見かけますが、きれいそうに見えても、泥にまみれていますので、やめた方がいいでしょう。
【渋滞】
今日もかなり渋滞しました。畳平ゲートが開く前から渋滞が始まり、15:00まで続きました。アイドリングストップする車は少ないようですね。
キバナシャクナゲ | ミヤマダイコウソウ |
もうそろそろ、実をつける高山植物も出始めています。畳平のお花畑ではハクサンイチゲが黒っぽい実をつけています。大雪渓ではハクサンイチゲはあまり見かけません。
2枚の画像は上部雪渓の中央の峰のものですが、キバナシャクナゲが実をつけ始めています。でも、ミヤマダイコンソウはまだまだ、がんばって咲いています。
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