ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.18(2001/09/29) @
【大雪渓】
紅葉もピークを迎え、3000メートル級の山々の紅葉の情報が新聞でも話題になるようになってきました。さて、今年のノリクラの紅葉はどうでしょうか?大雪渓エリアにおいてはすでにピークを過ぎてしまったように思います。おそらく、冷え込んだため霜の影響がでたのでしょうか?また、そのためかどうか分かりませんが、今年の紅葉のスピードは昨年よりもやや速いようで、すでに位ヶ原より標高の低いところまで見頃のピークが降りています。
【雪渓下部】
画像で見ると結構キレイに赤くなっていますが、実際の色は赤茶色と言ったところです。あっという間に紅葉のピークは終わってしまいました。
本来なら、ハイマツの緑とツートンが鮮やかなはずなのですが、赤みがもうくすんでしまっています。先週はあと一歩と言うところでしたので残念です。先週も申し上げましたが、このあたりではキレイに発色しない年もあります。霜の影響でしょうか?
近づいて見るとよく分かります。こんな感じでウラジロナナカマドは赤茶け、葉を落としはじめています。
コケモモ |
だんだん、ご紹介する植物が少なくなってきました。こちらは皆さんご存知のコケモモです。もう解説するまでもありませんね。
ホシガラス |
こちらは植物はありませんが、ハイマツの実をくわえて忙しそうに行き来しています。冬支度をしているのでしょうか?
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