ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.14(2002/08/25) �@

【大雪渓】

夏の終わりの最後のプレゼントとでも言わんばかりの強い日差しの一日です。お盆の期間に日焼けし忘れた人もこの１日で十分小麦色にできるほど１日中ほぼ良い天気です。

雪渓の雪融けのペースはまだまだ衰えることを知りません。今週からは滑走可能なエリアは雪渓上部左側のみとなってしまいました。本日は毎年この時期に開催される「全日本マウンテンサイクリング イン 乗鞍」の大会の当日です。

【第１７回全日本マウンテンサイクリング イン 乗鞍】

こちらの模様は別枠でお伝えしております。７月の県道乗鞍岳線開通以降、一番静かで、また、４２００名もの選手が出場するこの大会は１年の中でノリクラが一番賑わいをみせます。この日は前日の夕方より車両通行止めとなり、ホントに穏やかな朝を迎えることができます。聞こえてくるのは声援を送る観客の声のみ（これが一番騒がしいかもしれませんが）。ですから、毎週のように速報でお伝えしている早朝の渋滞はありません。

しかし、大会が終了し、１２：３０に通行止めが解除されるとやはり渋滞が始まりました。１３：００くらいから最後尾を大雪渓から確認することができると３０分後には最後尾が大雪渓駐車場付近まで訪れ、１４時過ぎには再び、大雪渓から最後尾を確認することができなくなりました。

【雪渓下部】

ホントになくなってしまいましたね。滑るなんてとてもできません。

もう、スキーやボードの板を装着する場所さえないほど雪渓下部の雪はなくなってしまいました。昨年はもうとっくの昔にこのエリアの雪はなくなっていましたが、雪の多かった一昨年と雪渓下部に関しては同じくらいの雪の残り具合です。