ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.23(2002/10/27) A
【12:00 雨から雪へ】
明け方から比べると三本滝周辺の気温が下がり、風が強くなってきました。
雨はみぞれから雪に代わり、次第にクルマなどに積もっていきます。既に新聞などの報道でご覧になっているかと思いますが、週末から月曜日にかけて、山間部で雪の降ったところが相次いでいます。この時期山麓でこれだけ雪が降ることは少し珍しいことでしょう。
【17:00 積もっています。】
お昼過ぎになると三本滝周辺だけでなく、国民休暇村や鈴蘭でも小雪が舞うようになり、夕方はご覧のようにレストハウスの屋根まで真っ白になっています。
レストハウス周辺の周辺の熊笹もご覧のように雪化粧しています。
この日は三本滝より上部の様子を見ることはほとんどできませんでしたが、雲間から垣間見た上部は完全にモノトーンの世界となっていました。左の画像はレストハウスの向かいにあるかもしかゲレンデ。まだ、雪は積もっていませんが、右の画像のようにリフト降り場は完全に真っ白です。スキー場オープンが気になりだすような映像です。
17:30 国民休暇村〜三本滝間 |
日が暮れて、降雪の勢いは増すばかり。路肩は完全に真っ白です。このときの三本滝の気温はマイナス2度。日が暮れて気温が下がり、雪の降る量が増してくると、あっという間に路面はシャーベット状態となってきます。この後、翌日のお昼には国民休暇村〜三本滝間も通行止めとなってしまいました。
一気にノリクラは真冬へと突入してしまいました。もちろん、この後、穏やかな日が数日続けばある程度雪融けが進むことと思いますが、根雪となってしまう確率はかなりあり、10月末を待たずに冬季閉鎖に突入することは間違いないと思います。マイカー登山最後の年というのに少しばかり惜しい気持ちがありますが、これもしょうがないと思います。
今回は山頂付近の様子を見ることができませんでしたので、山麓から望むことになると思いますが晴れたノリクラをもう一度拝みたいと思います。それでは最終号をお楽しみに...
【昨年の今ごろは?】
昨年はこの日を最後に翌日から積雪・凍結で通行止めとなり、冬季閉鎖に入っていきました。
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