ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.9(2003/07/20) @

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(Update:2003/07/24)

 

【大雪渓】

海の日を含め、3連休の方も多かった週末ですが、今回はまったく天候に恵まれない連休でした。19日(土)は明け方は曇でしたが、雨が降り出し、午後からシャトルバスも運休。20日は一瞬視界が開ける時がありますが、ほぼ1日中霧で、にわか雨が降る天候でした。学校などの夏休みも始まり、本格的な夏シーズンがやってきたわけですが、マイカー規制とご覧のような天候のため、人出は思ったほど多くはなかったようです。

今回は霧の中の撮影ですので、クリアな画像をお届けすることができませんが、ご了承ください。

 

【雪渓下部 T】

先週は左の画像にある右側の看板の上端付近から、雪渓が切れ始めていましたが、今週はその下の部分がすっかりなくなってしまいました。

 

こちらの画像は上部から見たところ。先ほどすっかりなくなっていると申し上げた箇所は少しモヤがかかった奥のところで、今週はさらにその上の部分(手間のところ)も雪融けが進んでいます。

 

今日は日差しはありませんが、県道沿いの雪融けが終わったところには雪解け水が小川のように流れています。あいにくの天気で、観光で訪れる家族連れも少ないのですが夏の雪の感触を楽しんでいます。

 

モーグルライン

こちらはいつものモーグルバーン。雪渓下部の右側にありますが、バーンの広さ・長さなどほとんど変化はありません。上記の画像のラインが1本と、後述のエア台2つも変わりありません。日差しがありませんので、雪が緩むことはなく、あまり深く掘れていないのですが、先週よりもコブのピッチがやや短くなってきています。
天気が悪いにもかかわらず、ご覧のように多くのモーグラーがキレイなターンを決めています。

 

エア台作り

こちらもいつものエア台です。降雨などでだいぶ小さくなってしまったため、修復しています。エア台作りもいろいろな方法があるようですが、こちらの方々のように雪をブロック状に切り出し、それを積み上げていく方法がもっともキレイに仕上がるようです。

 

エア台の上に立ってみて、高さを確認します。

 

この日は最終的に5段ほど雪のブロックを積み上げ、助走と着地の箇所の整備を行い完成です。ご覧のようにキレイに決まると巡りから歓声が湧き上がります。

 

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