ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.22(2003/10/19) @

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(Update:2003/10/24)

 

【大雪渓】

10月も半ばを過ぎ、冬季閉鎖までもうわずかになってきています。しかし、今回はほんとに良い天気で、速報にも記載しましたが、三連休と交換してあげたいほどの快晴でした。しかし、もうすぐ冬というより、もう完全に冬になっているノリクラではちょっとした天候の変化が状況を大きく左右するようになり、こんなに良い天気なのに乗鞍スカイラインは通行止めで、エリアごとに道路状況に大きな差があるようです。そのため、長野県側のシャトルバスは肩の小屋口どまりで、珍しいことに多くの観光客が肩の小屋口バス停付近の散策をされていました。
掲載する画像は18日(土)、19日(日)の二日間のものを織り交ぜてお伝えいたします。

 

【乗鞍高原から】

朝一番の観光センター駐車場付近の紅葉です。先週よりも色づきがよくなっていますが、ピークは過ぎてしまっているようです。

 

ご覧のようにほんとに雲ひとつない青空に紅葉の黄色がよく映えます。乗鞍岳もご覧のようにくっきりと姿をあらわしています。

 

三連休が過ぎるといつもならひっそりと静まり返ってしまうノリクラですが、ご覧のような青空に誘われて、多くの人たちがバスに乗り込みます。この日は岐阜県側の乗鞍スカイラインは凍結により通行止め。乗車前には「山頂の一つ手前の肩の小屋口どまりです」と念押しされますが、今日のように澄み切った青空の下で山頂から展望や散策を楽しみたいという方も多く、乗車をあきらめる人はほとんどいなかったようです。

 

【肩の小屋バス停付近】

肩の小屋口バス停

先ほど申し上げましたとおり、乗鞍スカイライン閉鎖のため、長野県側のシャトルバスは畳平の一つ手前の肩の小屋口(大雪渓)バス停で折返し運転となっています。

これまでに何度も「肩の小屋口で折返し運転」の情報は掲載しており、ノリクラによくお越しの方は(このWeb Siteをご覧の常連の方は)ご存知のことと思いますが、畳平は岐阜県の管轄で、管理は乗鞍スカイラインが行っています。また、乗鞍スカイラインのゲートはもちろんのこと、県道乗鞍岳線のゲート(いわゆる県境ゲート)も岐阜県側に入ったところにあり、乗鞍スカイラインが管理しています。したがって、乗鞍スカイラインが開通しないと、県境ゲートを開くことができず、県道乗鞍岳線が通行可能でも、県境のゲートまでしか通行ができないというわけです。

県境ゲート付近は乗用車なら問題なくUターンできるものの、大型バスの転回は不可能なため、大雪渓の駐車場での転回が可能な肩の小屋口バス停までの運行となります。

 

ご覧のような紺碧の空の下、肩の小屋口バス停で降車した観光客の方々は肩の小屋を経由して山頂へ向かったり、県道のそのまま歩き畳平へまで散策を楽しんでいたようです。

 

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