ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.18(2004/09/11) D
【紅葉情報−大雪渓付近】
ウラジロナナカマド |
大雪渓エリアの紅葉はかなり進んでいます。こちらは先週もお伝えしたウラジロナナカマド。ここだけ全く進んでいませんが、これ以外はほとんどが黄色〜橙色に変わってきています。
こちらは大雪渓入口付近のウラジロナナカマド。手前のものは先週の段階ではほとんど色の変化は見られませんでしたが、ご覧のように黄色に変化しはじめています。この画像は11日(土)に撮影したものですが、翌日の12日は更に黄色が増し、その変化には驚かされます。
奥のほうに赤くなっているウラジロナナカマドは先週の段階でほぼピークに達しています。
こちらがそのウラジロナナカマド。まだきれいな橙色を呈していますが、よく見ると枯れ始めています。大雪渓エリアのウラジロナナカマドは真っ赤になるものは少なく、色合い的にはこの程度がピークのようです。
今年は台風の影響で傷んでいる葉もあり、ピークの時期が短くなることも予測されます。台風の影響は長野県側よりも岐阜県側のほうがひどいようで、乗鞍スカイライン沿いのウラジロナナカマドはほぼ全滅だと聞いています。
山頂方面 |
雪渓上部左側から |
県道から山頂にかけてのハイマツ帯の縁が橙色のウラジロナナカマドが点々と確認できます。こちらはピークまであと一歩といった所ですが、大雪渓の場合、ピークの期間が短いことと、ピーク前に枯れてしまうことが多いことから、早めに訪れたほうがよいのかもしれません。
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