ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.25(2004/10/31) �@

【通行止め】

今シーズン最後のノリクラ雪渓カレンダーです。先週の週末は天気もよく、久しぶりにシャトルバスは運行が再開されたのですが、２５日（月）の晩に降雪があり、２６日（火）から県道乗鞍岳線は再び通行止めとなってしました。自力で現地まで出向こうかと思いましたが、３０日（土）は午後から雨、３１日は曇りであまり芳しい天候ではありませんでしたので中止いたしました。現地の警備員の話によると、積雪箇所は先々週（10/16、10/17）と同様、位ヶ原山荘上部の直線路の部分のみだそうです（参考 → 速報 2004/10/17 ）。もう少し天気がよく気温が上がってくれたら通行止め解除も期待できたのですが少し残念です。

したがって、今回は三本滝から山麓の乗鞍高原の様子を３０日（土）、３１日（日）のものを織り交ぜてご紹介します。

【観光センター】

観光センター前駐車場

こちらは朝の観光センター前駐車場。先週も寂しい雰囲気がありましたが、それでも人の出入りがありました。すでに通行止めという情報がいきわたっているためか、訪れる人すらいない状態です。観光客を山頂まで乗せるタクシーはいつもなら２〜３台は常駐していますが今日は１台。その運転手の方も「今日は商売上がったり．．．もう松本に帰ります。」と、言い残して去っていきました。

停留所の案内板も撤去され．．．	券売所も開いていません。

そしてシャトルバスも運休が続き、このまま冬季閉鎖に入ってしまうことが確実なため、テントの前に設置されていた停留所の案内板も撤去され、券売所も閉鎖されたままです。ほんとに人影のまったくない観光センターです。

こんな観光センター駐車場で、唯一といってもいいほどの人影は後片付けに訪れた職員の方。観光センターの売店などはすでに休業し、乗鞍高原の観光シーズンも１０月末が一つの区切りになっているようです。

のぼりをはずして．．．	電光看板も撤去します。

のぼりをはずして、食堂の看板も撤去します。こんな光景を見ているとほんとに寂しい雰囲気になってきます。そんな寂しげな乗鞍高原もカラマツの紅葉がいっそう美しくなってきました。