ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.17(2005/09/03) @

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(Update:2005/09/08)

 

【大雪渓】

9月最初の雪渓カレンダーです。今年も5月半ばからスタートしましたが、あと残り2ヶ月となりました。大雪渓での夏スキーのシーズンは終盤に入り、ピーク時のような賑わいはありませんが、もうしばらくの間、楽しむことができそうです。今の時期はお盆や自転車大会が終わり、しかも、紅葉のシーズンはまだ早いという狭間ですので、全体的に訪れる人は少なめのようです。今回は2日ともまずまずの天候に恵まれ、気温もそれほど低くなかったため、バーン状況このの時期としてはよかったのではと思います。

今回お届けする画像は9月3日(土)に撮影したものです。3日(土)、4日(日)とも、特別よい天気というわけではありませんが、一日中ボーっとするのもいいかなぁ〜と思わせるような気候で、日中も日差しが照りつけるというイメージはなく、夏が和らぎ、空に高さを感じるようになってきて、季節が移り変わっていく様子がよく分かります。

紅葉はまだまだですが、一番最後のページに紅葉情報を掲載しております。こちらもあわせてご覧ください。

 

【雪渓下部 T】

雪解けの終わった雪渓下部はこれから紅葉の季節を迎えていきます。例年より早めに紅葉の始まった昨年は、変化が見え始めていましたが、今年はまだその気配は感じられません。

 

摩利支天岳の山肌

摩利支天岳の山肌は先週と比べ、ほんの少しですが、緑色の中に変化が見られるところがあります。

 

ウラジロナナカマド(実)

先週までは青かったウラジロナナカマドの実も赤くなり始めました。2004年は赤くなりませんでしたので、比較はできませんが、2003年より1週間ほど早いペースです。

また、ご覧のように紅葉もまだ始まっていません。先週もおつたえしましたが、位ヶ原〜冷泉小屋にかけてウラジロナナカマドの実はすでに真っ赤な状態になっていますが、こちらは一部、黄色く変化し始めているウラジロナナカマドがありますが、全体的にはまだ始まっていないと考えてもいいでしょう。

 

【雪渓中段】

先週、かろうじて雪が残っていた雪渓中段も、山肌や岩場の緑が少しずつ黄色っぽく変化を始めています。

 

雪解けが完全に終わっています

ご覧のとおり、今週は完全に雪解けが終わっています。2004年より2週間遅い状況です。

 

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