ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.20(2005/09/24) B

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(Update:2005/09/29)

 

【雪渓上部】

雪渓上部に残っている左側の雪渓が二つに分割されています。

雪渓上部左側

9月中旬を過ぎても、寒い日がなかなかなく、雪渓の雪解けのスピードはまったく衰えていません。これまでひとつだった雪渓上部左側は雪解けにより、ごらんのように左右に分割し始めました。雪渓自体の大きさも先週よりも一回り小さくなっています。

いつも申し上げましたが、雪渓上部左側は他のエリア比べ急斜面ですから、雪渓での滑走に慣れていないスキーヤー・ボーダーはここでの滑走は危険を伴います。また、隣の雪渓上部右側が滑走できない状態になってしまいましたので、これからの時期はノリクラでの滑走をされたことのない方は絶対に滑走なさらないようお願いいたします。

 

雪渓上部左側 右下端

こちらは雪渓上部左側の右半分の下端部分です。落書きの岩から雪渓下端まで約70メートル近くあり、先週から比べて20メートルほど下端部分が上昇(後退)しています。2003年では10月中旬でもこれよりも大きく、その後は降雪・凍結で通行止めとなるほどですので、これ以上の雪解けはなかったと考えられます。また、2004年よりも3週間程度遅い雪解けです。

 

雪渓上部左側の右半分は滑走不可

こちらは雪渓上部左側の右半分を撮影したものです。先週よりもやや左よりで少し雪渓に近い位置から撮影しておりますので、先週とほとんど変わらない大きさに写っていますが、おそらく先週のバーンの下半分はなくなっている感じです。雪渓の所々に岩の頭が点在しており、来週は雪渓自体がなくなりかけているのではないかと思います。

 

先々週のコブラインスタート付近

こちらは先々週までコブラインのスタート地点があったところ。右の画像で左に大岩が写っていますが、先週は雪渓の右端がこの大岩より1メートル付近のところでしたが、ごらんのように3メートル近く後退しています。また、高さでも1メートル近く、雪解けしています。

 

上端から

滑ってすべられないことはありませんが、20メートルもありません。

 

分離箇所

少し左方向に移動して、こちらは雪渓上部左側にある分離箇所。右の雪渓と左の雪渓の間は15メートルほどあります。先ほど紹介した右の雪渓はほとんど滑走できない状態ですので、常連さんたちは左側の雪渓で滑走しています。

 

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