ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.23(2005/10/16) @

Top-page > Index > Page: 1  2  3  4  5  6  7  8

(Update:2005/10/20)

 

【大雪渓】

10月も半ばを過ぎると、冬の雰囲気を感じさせるようになってくるはずですが、今年のノリクラにはその気配は一向にありません。それでも先週の木曜日(10月13日)には、昨年より12日遅れで、畳平の鶴ヶ池に初氷が観測されました。昨年自体が例年よりも遅くなっていましたので、今年は、ますます遅くなったことになります。もちろん、乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線とも、積雪・凍結などによる通行止めはまだありません。

今回は15日(土)はほぼ終日雨。16日(日)になると天候が回復し、山麓の乗鞍高原は雲海の下で曇り空でしたが、大雪渓付近は終日雲海の上という天候でした。もちろん、山麓からは上部の天候の様子をうかがい知ることはできず、上部に上がることをあきらめた人も、いらっしゃのではないかと思います。

雪渓情報は、16日(日)の画像から。紅葉情報は、15日(土)と16日(日)の画像を織り交ぜてお届けいたします。
速報や10月17日付けの紅葉概況でもお伝えしましたが、今週に入ってすべてのエリアで落葉がひどく、せっかく色づき始めても、見ごたえする紅葉のスポットがかなり限定されています。紅葉の進み具合については、ほぼ例年並になってきているといえると思います。詳しくは紅葉情報のページをご覧ください。

 

【雪渓下部】

大雪渓エリアの紅葉は完全に終了してしまい、先週とほとんど変化のない状態です。

 

摩利支天岳の山肌

こちらの魔利支天岳の山肌も同様で、先週とまったく変化の状態です。高山植物などの紅葉も終わりに近づいています。

 

ウラジロナナカマド(実)

いつも定点でお伝えしているウラジロナナカマド。先週の段階で葉を落としてしまい、赤い実だけの状態になってしまいましたが、今週も同様の状態です。ただ、実の表面に少し しわが寄ってきて、だいぶ落ちているものも出始めました。

 

Next>>

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会