ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.25(2005/10/30) 
〜読者様からのお便り〜

Top-page > Index > Page: 1  2  3  4  5  6  7  8

(Update:2005/11/10)

 

今シーズン最後のノリクラ雪渓カレンダーVol.25の掲載後、読者様より多数のお便りを頂戴いたしました。本当にありがとうございます。皆様の熱い想いで、当WebIsteが支えられていることを改めて感じ取った次第です。

今回は、頂いたメールから、一通だけではありますが、紹介させていただきます。おそらく、当WebSiteを熱心にご覧になっていらっしゃる方の中には、同じような境遇のため、なかなかノリクラに足を運ぶことができずに、遠くから熱望されている方も多数いらっしゃると思います。そんな方々への励ましと、再起へのきっかけになるのではと考え、紹介致します。

 

 


宛先: WebMaster@norikura.org

件名: ありがとうございました。


長い間、お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。

私はスノボを始めて22年の40歳のおやじです。
6月中旬にひょんな事からこのサイトを見つけ
一方的に毎週見続けていました。

私の長いスノボ歴の中で「マイカー規制前」の乗鞍はゲレンデシーズン後の
最愛なるフィールドでした。当初はボードを担いで稜線まで登り、滑るという
単純なものでした。自分達以外のボーダー
(当時はスノーサーフィンでしたからサーファー?)
は滅多に見かけなかったので珍しがられました。

やがてポールを張り、レースのトレーニングをする道場へと移行しましたが
「マイカー規制」の少し前に、家庭や仕事の事情で雪山を離れました。

一昨年から生活の落ち着きを取り戻し、授かった子供もスキーをやるようになり
徐々に雪山に行くようになりました。

そんな時、乗鞍の事が気になりだしましたが、「マイカー規制後」に一度も
いった事が無く、段取りや様子を知るすべも無く行けずじまいでした。

しかし本年別のサイトのリンクでこのサイトを見つけ驚きました。
私の蟠りは一挙に解決しました。
アクセス方法、手順、山の状況等全て完璧に把握出来、いよいよ
私の乗鞍への思いが再度、現実化出来ると確信。

後に7月24日に足を運ぶ事となりました。

高原側からバスを使い、わざと畳平まで行き、稜線までの景色や雰囲気を楽しみ
大雪渓で滑り、帰るという初級(?)の物でしたが久々の乗鞍は私に何かを与えてくれました。

昔は「滑る」だけの目的でありましたが、このサイトをきっかけに「山」として捉えられた感動。
上手く表現できませんが、年齢のせいかも知れませんが明らかに視点が変っていました。

来シーズンは装備や体力を整え、5月頃に三本滝からのアクセスに挑戦したいと
今から思いを馳せています。

毎週末の状況を知らせて頂き、それをチェックさせて頂く、中々乗鞍に行けない私に
生活の張りを与えて下さったのと、この節目にいても立ってもいられずメールを致しました。

毎週、更新をする事は並大抵の事で無いと思いますし、何もお手伝いが出来ず
一方的に拝観していることは罪悪感すら感じ得ますが
出来る事ならば来年も続けて頂ければ幸いです。

本当にありがとうございました。

(神奈川県在住の方より)

 

 

神奈川県在住の方様、どうもありがとうございました。

ノリクラに毎週通い続けても見えないことはたくさんあります。でも、何かしらの事情で、一旦、フィールドを離れ、再び訪れた時の感動は新鮮で、また、歳月の経過で、観察力は豊かになり、その頃と同じものを見ても、よりも多くの感動と発見があることは、間違いはないでしょう。

頂いたメールから、毎週通い続ける努力よりも、ちょっとした小さなことに感動する心を持ち続けることのほうが大事であることを改めて感じ取り、これからもそのような観点でWebSiteが続けられたらと思っている次第です。

また、皆様からのご感想、これからも、是非お寄せください。お待ちしております。 (E-mail : WebMaster@norikura.org

 

<<Back | IndexTop-page 

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会