ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.2(2006/05/21) @

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(Update:2006/05/25)

 

【大雪渓】

すでに速報でもお伝えしておりますが、天候がめまぐるしく変化した5月20日(土)とは打って変わり、翌日の5月21日(日)は本当によい天候に恵まれ、天候・雪質ともに大変楽しいノリクラを過ごすことができました。乗鞍高原の春スキーバスが運休しているにもかかわらず、こんな天気に誘われ、一般のスキーヤー・ボーダー・登山客のほかに、ツアーを組んだ団体の方々がたくさんお越しになっていて、にぎやかな一日でした。

先週と比べて、だいぶ雪解けが進んだ感じがあり、場所によって差がありますが、全体的には昨年並か やや多い感じです。

今回は、前日の5月20日(土)の画像を一部織り交ぜながら、青空の絶えなかった5月21日(日)の様子をお伝えします。

 

【5月20日(土) 天気はめまぐるしく変化します】

ほおのき平駐車場は雨

連続雨量規制で通行止め

この日はあいにくの雨模様。天気予報でも雨のマークが出ていましたので、ほおのき平駐車場はご覧のように駐車している車はまばらな状態です。雨は前日から降り続き、乗鞍スカイラインは連続雨量規制のため通行止めとなり、シャトルバスは始発便から運休となっています。

 

雨がやんでもしばらくは運休が続きます

明け方の雨はしばらくするとやんだものの、通行止めは続きます。バスターミナルの方も、訪れる観光客への説明や道路状況の確認の連絡などに追われます。

乗鞍スカイラインは雨がやんでからも、数時間は通行止めを解除しないため、連続雨量規制がかかった後、しばらくの間は運行再開ができないことはまれではありません。

 

きれいな青空 アイゼンをつけて出発の準備

しかし、お昼に近づくにつれて、天気は急速に回復し始めます。こんなによい天気でも、連続雨量規制後ですので、すぐには通行止めを解除されません。しかし、この天候から、やきもきするボーダーはアイゼンの装着をするなど、いつ、運行再開があってもよいように準備を始めます。

 

11時45分に通行止めが解除され、シャトルバスは12時の便から運行開始

通行止めは11時45分に解除され、12時の便から運行が開始されました。通行止め解除をあきらめた方もいらっしゃいましたが、晴天が広がり始め、粘り強く待ち続けた登山客などが、シャトルバスに乗り込みます。

大粒の雨、土砂降り、雷雨

しかし、12時のシャトルバスが出発して30分もしないうちに、空は鉛色に変わり、大粒の雨が雷鳴とともに地面をたたきつけるように降り始めます。
この雨はしばらく続き、夕方には再び青空が戻りましたが、畳平では14時くらいまで降り続いた後も、濃霧で視界の効かない状態が続きました。台風一号から変わった低気圧の影響もあって、今日はホントに変化の激しい一日でしたが、明日は全国的に快晴の一日になりそうですので、期待したいところです。

 

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