ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.7(2006/06/24)
〜 あとがき 「畳平のお花畑」 〜
【畳平のお花畑】
お花畑 |
畳平のお花畑は、6月24日よりオープンしましたが、ご覧のようにまだ、一部雪が残っています。
入口付近 | 中間付近の分岐点 |
お花畑の入口付近周辺は、まだ、雪がかなりありますが、中間付近にある木道の分岐点より先に進むと、かなり雪解けは進んでいます。どちらかというと、分岐点より南側(左側)の木道沿いのほうが高山植物の生育が良いようです。
南側の木道周辺 |
南側の木道を進むとご覧のように、たくさんの高山植物が咲き始めていることがわかります。
ハクサンイチゲ(花) |
その中でもひときわ目立つのがハクサンイチゲ。説明するまでもなく、夏前の高山植物の代表格のひとつといえるでしょう。この付近(お花畑の奥の方)に関しては、あと1週間もすれば、一面ハクサンイチゲの世界となっているはずです。
ミネズオウ(花) |
岩場などを良く見ると、薄いピンク色の小さな花が無数にしているのを見かけることができます。ミネズオウは直径3ミリ程度の小さな花です。あまりにも小さいので、気がつかなかったり、「あれ、花かなぁ?なんだろう??」といいながら、通り過ぎていってしまう人も多いようです。
このほか、ミヤマキンバイやショウジョウバカマも咲き始めています。今年は雪解けが遅く、高山植物の時期が遅くなるかと思いましたが、奥のほうのエリアに関しては、ほぼ、平年並みといえるでしょう。次の週末あたりはハクサンイチゲがかなり咲いているのではないかと思います。ただ、入口付近は、まだ、雪がありますので、少し遅れるかもしれません。
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