ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.8(2006/07/01)
〜 あとがき 「畳平のお花畑」 〜 

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(Update:2006/07/06)

 

【畳平のお花畑】

お花畑

畳平のお花畑は先週より一般開放されました。

 

入口付近にはまだ雪が残っています。スリップ注意。

先週は申し上げませんでしたが、入口付近には、まだ、雪が残っています。距離としては数十メートルで、乗鞍環境パトロールの方で、階段を作っますので、スニーカーなどでも問題ありませんが、いくら階段でもすべることには間違いありませんので、十分な注意が必要です。

 

ショウジョウバカマ(つぼみ)

雪解けとともに姿を現したのはショウジョウバカマ。開花したときの花が中国の伝説の猿、猩猩(ショウジョウ)に似ていて、根生葉がはかまを広げたような姿から命名されています(ロゼット状)。

ご覧の画像のように、雪解け直後にすでに青々とした葉があり、茎には葉がないことから、コイワカガミと同様、すべての葉が根生葉で、また、常緑の多年草であることがわかります。

 

木道手前付近 ハクサンイチゲ(つぼみ)

木道に差し掛かる手前付近では、ハクサンイチゲの新芽とつぼみが見られるようになってきます。

 

中間付近の分岐点

さらに進んで、お花畑の中心付近にある分岐点(周遊コース)を奥へと進みます。

 

ハナゴケ

先週はそれほど多くなかったハナゴケが、今週は群生しています。

 

ハクサンイチゲ(花)−群生は木道周遊コースの奥から中間付近まで

一番奥まで進むと、ようやくハクサンイチゲの群生にめぐり合うことができます。先週よりも圧倒的に開花した数が増えています。ハクサンイチゲの群生は木道の周遊コースの一番奥から中間付近までが見頃になっています。

 

今回は時間の関係と天候から詳細に撮影することができませんでしたが、このほか、コイワカガミやミヤマキンバイなども観察することができます。クロユリは咲いているとの情報もありましたが、今回は確認できず、来週あたり、ちらほら出てくるかもしれません。

 

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