ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.13(2006/08/05) A

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(Update:2006/08/10)

 

【三本滝レストハウス】

三本滝レストハウス

こちらは三本滝レストハウス。県道乗鞍岳線を観光センターから約7kmほど登ったところにあり、ここからマイカー規制が始まります。

 

駐車場はほぼ満車

ここからシャトルバスで山頂に向かう方や、三本滝に散策に出かける方などのクルマで、レストハウス前の50台程度の駐車スペースは満車状態。あふれた車は向かいにあるスキー場敷地内に誘導されますので、駐車できないことはなさそうです。

三つの滝が一つの滝つぼに落ちる珍しい滝として知られている三本滝は、日本の滝百選にも選ばれ、レストハウスの裏手にある遊歩道を1kmほど進めばたどりつけます。たった1kmですが、木漏れ日の中の散策は、ちょっとした山登り気分を味あわせてくれるため、家族連れなど人気のスポットになっています。

行き交う雲も、もくもくとした夏を代表する大きな入道雲。標高1800メートルとはいえ、日中はかなりの暑さとなっています。

 

ネクタリン、トマト、スイカなど、1個、100円

レストハウス入口には、ネクタリン、トマト、スイカ、キュウリなどの地場の野菜やビールが、冷たい沢水で冷やされています。至極当たり前の夏の風景ですが、こんな光景を見ると、ちょっと涼というものを感じてしまいます。

 

夕方5時まで営業

ハイシーズンを迎え、夕方5時まで営業しています。サイクリングやスキーの帰りにちょっと立ち寄るのもいいかもしれませんね。

 

【青と緑だけの世界】

青と緑だけの世界(位ヶ原山荘付近)

三本滝レストハウスをあとにして、標高2350メートルの位ヶ原山荘付近から、青と緑だけの世界に飛び込んでいきます。

 

高天ヶ原(左)と、剣ヶ峰(右)

位ヶ原山荘を超えると森林限界に達し、今日のような晴れた日は紺碧の空とハイマツの緑のコントラストが見事です。ここまできれいに晴れ上がることは一ヶ月のうちに何回もありません。また、陽が高くなるにつれて、空の青さが薄れてきますので、早めの出発がよいでしょう。

 

大雪渓に到着 遠景の山なみ

これだけきれいに晴れ上がると、大雪渓付近では、遠景の山なみがくっきりと浮かんでいる様子を観察することができます。

 

南アルプスが一望(大雪渓駐車場から)

大雪渓駐車場から南東方向には、ご覧のようにいくつもの山なみが折り重なっています。パッと見て一番最初に見つけることができるのは、おそらく、@の甲斐駒ケ岳ではないかと思います。それを目印に、右方向に南アルプスの山々が並んでいます。Aは甲斐駒ケ岳と同様、百名山として知られる仙丈ケ岳です。

「富士山は見えますか?」と、聞かれることがありますが、位置的にはAのすぐ右側あたりになりますが、おそらく肉眼ではほとんどわからないかもしれません。また、手前のBは中央アルプスの北端の経ヶ岳(きょうがたけ)です。

地図とコンパスを片手に、どんな山なみがあるか、調べてみるのも、また違った趣で山を楽しむことができるかもしれません。

 

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