ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.14(2006/08/12) B
【雪渓下部 T】
ここからはいつものように雪渓の様子をお伝えします。左の画像は大雪渓入口の様子ですが、いつも画像の左部分に写る登山道の案内標識がありません。
登山道入口案内標識は手前に移動 | 「50メートル先」と追記される |
登山道入口の案内標識は手前の車道付近に移動されています。これまでの位置だと、雪渓の中を右に移動するようなイメージとなり、わかりにくいものでしたが、標識が車道付近に移動されたことで、車道を進むことがよくわかります。
さらに、「50メートル先」と登山道入口までの距離が追記されたことで、登山道入口が見つけやすくなり、今回、肩の小屋口バス停で下車した登山客の動向を見ていても、迷わずに登山道入口に向うことができたようです。
雪渓縁から排水溝まで50メートル以上 |
雪渓の下端の上昇は、先週のペースの半分程度の5メートルです。道路沿いにある排水溝から50メートル以上の距離があり、先週と同様、昨年と比べて3週間ほど遅い雪解けです。
北寄り部分も5メートルほどの上昇 | 平坦な部分は幅12メートルほど |
先ほどの画像よりも北寄りに位置するところでも、同じように雪渓下端は5メートルほどの上昇で、右の画像の、車道付近から一段高く上がって平坦になっている箇所は、先週は幅が8メートルでしたが、今週は12メートルほど。昨年と比べて3週間ほど遅い雪解けです。
雪渓下部で滑走できないことはないのですが、今週からは大半のスキーヤー・ボーダーは上部の雪渓に移動を始めました。
ザックに板を取り付けて... | 立ち上がれな〜い! |
大雪渓入口から雪渓上部までは、スキーヤー専用道を20〜30分程度登って行きます。板を担いで登っていくことも可能ですが、ザックに取り付けて行ったほうが楽に登って行くことができます。シャトルバスを降りたスキーヤー・ボーダーは、すぐさまザックに板を取り付けて、雪渓上部に向かう準備に取り掛かります。
それではいってきます!! |
目指すは画面左上に写る雪渓上部左側です。雪渓上部の様子については後ほど紹介し、まずは残り少ない雪渓下部の様子を次のページでお伝えします。
Copyright (C) 乗鞍香辛料監視委員会 |