ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.15(2006/08/19) F

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(Update:2006/08/24)

 

【雪渓上部 T続き】

今日はポールは1レーンのみ(雪渓上部右側)

雪渓上部右側は5〜6レーンくらいは余裕でポールをセットすることが出来るほどの広さがありますが、今日は1レーンのみ。

 

練習バーンはきれいに仕上げて...

いつもの年だと、雪渓上部右側は雪が残っていないケースもあり、ポールレッスンなど団体で活動する場合は、ある程度、事前に予定を立てて行われることが多いため、これだけ雪が残っていても、お越しになれないこともあるのだと思います。こちらのお二方は毎週のように大雪渓にお越しになっている常連さんです。

雪渓の雪は日に照らされて雪解けが進むと、表面のスプーンカットがなくなることもありますが、全般的には梅雨入り前あたりから手のひらくらいの大きさのスプーンカットが出来はじめ、その大きさはだんだん大きく、また、深くなっていく傾向にあります。今日は比較的雪の緩みが少なく、コンディションとしてはまずまずだと思います。その上、滑走ラインはきれいに整備され、まるでスキー場のゲレンデにポール設置したかのような状態に仕上げて練習されています。

 

効率的に練習を重ねる

冬場のきれいなバーンと異なり、完全にフラットにコース整備したつもりでも、雪渓の雪は波打っていたり、所々、氷になっていたりします。スキー技術の向上のためにノリクラにお越しになる方々は、そのような状況で練習していくために、スキーをコントロールする技量を身につけることが求められます。スキーのコントロールというと、スピードをセーブすると考えられがちですが、ターンをコントロールするという冬場のスキーでも当たり前の技術が必要です。

冬場での活躍をターゲットにノリクラで練習される方も多いかと思いますが、いかにコントローラブルにターンを行うかという点に焦点を当てて練習しないと、冬場よりも圧倒的に滑走本数の少ないノリクラでは、効果が半減することも考えられます。

 

今日も監督の熱い眼差しのもとで、練習を繰り返します。

 

どんなところでも滑走できる技術が必要

アルペンや基礎などジャンルにかかわらず、どんなシチュエーションでも滑走できる技術を身につけるにはノリクラのような場所は最適で、練習方法などをしっかり考えれば、必ずしも海外にいかなければいけないというものではない...与えられた条件の下で、考えながら技量を高め、大きな体を作っていくことが大切なんですね。

エア台

雪渓上部を左右に分ける尾根近くでは、エア台を飛んでいる方がいらっしゃいます。

 

後ほど紹介しますが、雪渓上部左側にもエア台がありますが、こちらのエア台は少し大きくて、今日はたくさんの人が集まっています。

 

空高く...

バックに写る尾根よりも高く飛んで行きます。あまりに高く飛び出しすぎて、飛んだご本人もちょっと苦笑い...怪我だけはご注意くださいね。

 

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