ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.19(2006/09/16) B

Top-page > Index > Page: 1  2  3  4  5  6  7  8

(Update:2006/09/21)

 

【雪渓下部 U】

石碑の岩

石碑の岩周辺は8月上旬に雪解けが完了していますので、大きな変化はありません。

 

スキーヤー専用道
〜雪渓上部の右と左が分離し始めました〜

こちらは石碑の岩の南側を通るスキーヤー専用道。ここは、雪渓上端に通じ、ちょうど雪渓上部を左右に分ける尾根付近に出ます。先週から雪渓上部左側と右側が分離し始め、今週は右側の雪渓がかろうじて見える程度まで小さくなっています

 

スキーヤー専用道上端(雪渓下端)− 面積は小さくなっているが位置は先週とほぼ同じ

スキーヤー専用道を登って行くと雪渓上部の下端部分にたどり着きます。下端の位置は先週とほぼ同じですが、大きさはかなり小さくなっています。こちら雪渓は雪渓上部右側のコーナーで紹介いたします。

 

雪解け水は少なめ シーズン終盤でも水辺には高山植物が開花

この日は晴れていて、バーンも緩んできているのですが、水源の雪渓上部右側の積雪量が減少していますので、雪解け水は少なめです。

高山植物のシーズンは終わりに近づいているものの、水辺を好む高山植物がこの一角だけ、花を咲かせています。この高山植物については、次のページで詳しく紹介いたします。

 

【雪渓中段】

雪渓中段

モーグルコースのスタート付近の岩と、石碑の岩の間を上っていくところで、雪渓上部の雪渓下部を結ぶ緩斜面です。ハイマツ沿いには登山道があって、左方向へ進むと肩の小屋に行くことができます。

この位置からは積雪は確認できませんが、まだあります。また、先週あたりから魔利支天の山肌が一部黄色く変化を始めたものの、今週に入ってからは大きな変化はありません。

 

雪渓中段 長さ3メートル×幅2メートル

先週は長さ15メートル×幅5メートルほどでしたが、今週は長さ3メートル×幅2メートル。昨年と比べて、3週間遅い状態。遠くから雪渓の存在を認識することはできず。近づいてみてまだ残っていることがやっとわかるほどです。

 

上端から

周囲の状況と見比べてもかなり小さいことがわかります。来週は完全になくなってしまうことでしょう。

 

<<Back | Next>>

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会