ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.19(2006/09/16) E

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(Update:2006/09/21)

 

【雪渓上部 U】

雪渓上部左側

雪渓上部左側は右端部分の雪解けが目立つほかは大きな変化はありません。先週は昨年より3週間遅い状況でしたが、今週は3〜4週間遅い状況です。

雪渓上部左側は他のエリア比べ急斜面です。したがって、雪渓での滑走に慣れていないスキーヤー・ボーダーは、ここでの滑走は危険を伴います。また、緩斜面の雪渓上部右側は、雪解けで滑走できなくなりましたので、これまで、雪渓上部左側での滑走の経験のない方は、絶対に滑走なさらないようお願いいたします。

下端から − 先週より10メートル雪解け

こちらの画像は下端部分から見たところ。下端は先週から10メートルほど上昇しています。右側からモーグルライン上に岩が迫ってきています。モーグルラインの様子は次のページでお伝えします。

 

雪渓上部左側上端

こちらは上端付近。先週から高さ1メートルほどの雪解けがあります。

 

上端部分は50センチ〜1メートルほどの積雪

上端の位置は先週とほとんど同じです。ただ、高さ50センチ〜1メートルあった積雪はほとんどなくなっています。先週と同様、昨年より2週間ほど遅い状況です。

雪渓上部左側 中央付近 フリーの滑走ラインが1本だけできてます

さらに南側(左側)に移動し、この付近が雪渓の中央付近。フリーの滑走ラインが1本できていています。北寄りにあるモーグルコースは斜度変化はありませんが、この付近から南寄りのエリアは下部に向かうにつれて斜度が強くなって行きますので、滑走時は転倒に注意が必要です。先週と比べて、高さ1メートルほどの雪解けがあります。

 

雪渓上部左側 南寄り 積雪は先週と同じ5メートル

こちらは一番南端部分です。5〜6月の稜線から滑り込みができる時期、朝日岳直下から滑り込んで大雪渓に差し掛かったあたりになります。穴の部分の天井が雪解けし、穴の奥行きが少なくなっています。また、この部分の積雪は5メートルと先週と変わりありません。

 

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