ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.23(2006/10/15) E

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(Update:2006/10/19)

 

【雪渓上部 U】

雪渓上部左側

雪渓上部左側は、周辺の積雪がかなり少なくなっていますが、雪渓自体はそれほど変化はなく、しいて言うなら、左側部分の積雪が先週より少なくなっています。

下端より 落書きの岩

こちらは雪渓上部左側の右寄りの下端部分。岩の頭の高さから、積雪量は先週とほとんど変わりありません。ただ、左の画像から、下端部分は3メートルほど上昇しています。右の画像の落書きの岩の高さは先週とほぼ変わらず、雪解けは20〜30センチ程度です。

 

雪渓上部左側上端

左の画像の上端部分は、先週と全く同じといってもよいほど変化がありません。ただ、右の画像では、地肌の部分が見え始めていて、高さで50センチほどの雪解けが見られます。

 

雪渓上部左側 中央付近 左側(北側)にバーンが広が手います

さらに南側(左側)に移動し、この付近が雪渓の中央付近。こちらに関しても積雪量は、ほとんど先週と同じくらいです。

 

表面を覆っていた新雪が剥がれ始める

しかし、表面を覆っていた新雪が剥がれ始め、あまりよいコンディションとはいえない状態になっています。

 

下端部分は総じて新雪の積雪が多い

雪渓の中央部分では新雪が剥離した箇所が目立ちますが、下端部分では、ほぼ、全域にわたって、真っ白の新雪が残っている状態です。積雪量も20センチ近くあり、スプーンカットなど、古い雪渓の雪は全く見えない状態です。

 

雪渓上部左側 左寄り 綺麗にフラットになったコンディションのよいバーン

雪渓上部左側の一番左寄りは大雪渓エリアの中でも、一番、新雪の積もり方が多い部分です。右の画像をご覧くださるとわかりますが、ほとんど、ハイシーズンのゲレンデのように完全にフラットバーンになっています。

 

今日はコブよりもフラットバーンの方が人気

いつもなら、コブライン以外のところを滑りたくても、整備が不可能に近いほどのスプーンカットが大きくうねっていて、滑走することは無理ですが、ご覧のような好条件を滑らないという手はありません。いつもはモーグルコースを滑ることの多い、常連の方々も、新雪を踏みしめながら、上へ上へと登っていきます。

 

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