ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.24(2006/10/22) A

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(Update:2006/10/26)

 

【雪渓下部 T】

ここからはいつものように雪渓の様子をお伝えします。先週と比べて、岩と岩の間の窪みや、日陰部分に残っている程度で、かなり雪解けしている様子が伺えます。

 

こちらは大雪渓と県道が接した箇所。先週までは県道の法面まで積雪がありましたが、ご覧のように法面には全くなくなりました。もともと、先週の段階で、積雪量が少なくなっていましたので、今週は雪解けが完了した箇所が広く、かなりの変化が見られます。

 

雪渓下部全景

雪渓下部全景でも同様で、雪解け量は高さで20〜30センチ程度ですが、かなり広範囲にわたって、積雪がなくなっています。

 

スキーヤー専用道 − 日陰部分ではまだ残雪が...

雪渓下部全景などでご覧頂いたように、日の当たる部分では、かなりのスピードで雪解けが進んでいます。しかし、大雪渓入口から雪渓上部につながるスキーヤー専用道では、ハイマツ帯のひかげになっているところでは、先週とあまり大きな変化はなく、日なたと日陰では、このように大きな変化があります。

 

大半の部分で雪解け

スキーヤー専用道は雪渓上部に到着するするまでの区間では、ほとんど積雪はなくなり、唯一残っているのは雪渓下部から離れて、上部へ向かおうとした、上の画像の箇所だけです。

 

スキーヤー専用道 −雪渓下部と上部の中間付近

先週から70〜80センチの雪解け

こちらがその積雪箇所。大雪渓全体を見ても、一番積雪量が多い箇所です。左の画像中央に岩の頭が見えますが、先週はほんの少しだけ見えている状態で、右の画像をご覧になるとお分かりかと思いますが、この付近では高さで70〜80センチ程度の雪解けがあったことがわかります。

前のページでも申し上げましたが、10月後半ともなると、常連の方々もお越しにならないほどですが、ご覧のように10名近い方々がお越しになっています。来週あたりから、人工雪によってゲレンデ作りが行われたスキー場がオープンしますので、本当にオフシーズンなく、滑走を楽しむことができた一年になったようです。

 

今シーズンは最後までほぼ毎週

7月のメインシーズンが始まってから、ほぼ毎週訪れ、積雪でシャトルバスが運休したときも、三本滝から重たい道具を担ぎ、3時間以上の道程を歩いてやってきたメンバーもいます。
かつては「歩いて登るなんてとんでもない!」と、お考えの方もいらしたかと思いますが、ノリクラは山頂から山麓まで、どこを取っても十分楽しめるフィールドです。これからも、スキーやボードだけでなく、色々な側面からノリクラを見つめてみてください。きっと自分だけの新しい発見ができますよ。

 

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