ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.25(2006/10/29) A
【紅葉情報−乗鞍高原】
★やや見頃を過ぎたところ★
観光センター周辺の山肌 |
こちらは観光センター周辺の山肌。先週と比べて、かなり彩が濃くなっています。
観光センターのすぐ隣からはノリクラをバックにするビューポイントがあり、赤のカエデがちょっとしたワンポイントになっていて、こちらも先週よりも濃い彩を楽しむことができます。
広葉樹はほとんどが落葉 |
しかし、よく見ると、黄色く色づいているのはカラマツで、シラカバなどの広葉樹はほとんどが落葉している状態です。
さて、左の画像は、自然保護センターの乗鞍岳を捕らえたもの。10月27日(金)に降った雪で、先週よりも白さが、若干、増しています。今シーズン最初の ノリクラ雪渓カレンダーVol.1(2006/05/15) で、同じ位置の画像を捉えたものがありますので、右側に掲載いたします。主峰の剣ヶ峰やその周辺の蚕玉岳、魔利支天岳が真っ白になっているのはもちろんのこと、位ヶ原付近もかなり積雪がある様子がわかります。
満開だった桜の木は、今は紅葉 |
ノリクラの積雪の違いよりも、もっと季節感を感じさせるのは、自然保護センター前の桜の木。ノリクラ雪渓カレンダーVol.1
の時は、満開で綺麗なピンク色を呈していました。それが、今は紅葉し、落葉が始まっています。
半年という月日の変化を感じさせてくれます。
シラカバ |
こちらは先週もお伝えしたシラカバ。
冬芽 − 雄花(左端)と雌花(枝中央) | 果穂 |
先週、左の画像の状態のものを果穂とお伝えいたしましたが、右のものは冬芽です。大きくそりあがっているのが雄花、枝の中央にコブのようについているのが雌花です。
そして、右の画像が果穂です。ご覧のように下に垂れていますので、ダケカンバではなく、シラカバであることがわかります。
Copyright (C) 乗鞍香辛料監視委員会 |