ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.1(2007/03/09) B
【ツアーコース−森林限界・位ヶ原】
樹林帯を抜けてやや急な斜面へ | ここから位ヶ原(県道乗鞍岳線11号カーブ付近) |
これまでの樹林帯から森林限界を抜けて、一気に視界が開けはじめます。左の画像をさらにすむと、右の画像のようにさえぎるものが何もない真っ白な斜面が広がります。
画像では確認できませんが、部分的にガードレールが見え隠れする箇所があり、この斜面の横切るように県道乗鞍岳線が走っていています。冒頭にもお伝えした位ヶ原山荘から1.5kmほど上った11号カーブは右の画像の手前に位置しています。
11号カーブ付近も紅葉シーズンはきれいな色彩を織り成すスポットです。夏の大雪渓に通っていらっしゃる方なら、必ずシャトルバスの車窓から眺めているはずです。11号カーブ付近の紅葉は、2006シーズンノリクラ雪渓カレンダーVol.21(2006/09/30) G をご覧ください。
樹林帯のツアーコース入口 | 帰りは谷に注意 (手前:伊那川 奥:前川本谷) |
これまで登ってきた樹林帯の中のツアーコースは、ご覧のように樹林帯の中に切り通されているので、山麓のかもしか平から登る際には迷うことはありません。
しかし、右の画像のようにツアーコースの右側(西側)には、高天ヶ原の山裾との間に二本の谷があります(伊那川・前川本谷)。大雪渓・位ヶ原からツアーコースに滑り降りる際には絶対に谷に入らないよう、視界の悪いときなどは細心の注意が必要です。数ターンの滑走でも、ルートを間違えて登り返すことは結構体力が必要なものです。
【ツアーコース−位ヶ原から大雪渓へ】
位ヶ原は白銀の世界 |
県道乗鞍岳線11号カーブ付近の登りきると、光景はさらに変化し、さえぎるものが全くない白銀の世界。
大雪渓を目指して(7号カーブ付近) |
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7号カーブ(カーブミラー支柱) | ツアーコース標識 |
位ヶ原からは大雪渓に向かい、朝日岳と魔利支天岳の間の谷間にある肩の小屋を目指して歩きます。何もない雪原で目印となるのはカーブミラーやダケカンバにかかっている標識のみです。したがって、夏のシーズンの間、この付近を歩いて道路の地形などを把握していないと、視界が利かなくなったとき、どのあたりを歩いているか把握が困難になることも予測されますので十分な注意が必要です。
2本のカーブミラー支柱も目印に(宝徳霊神付近) | 大雪渓へ |
さらに進んで、宝徳霊神バス停を過ぎたあたりにある2本のカーブミラー支柱も目印になりますが、視界のないときは十分注意してください。ここ過ぎれば、大雪渓までもうすこしです。
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