ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版 Vol.1(2007/03/09) �F

【位ヶ原山荘は３月１日にオープン！】

位ヶ原山荘	積雪のため、裏側が玄関

昨年、秋からお知らせのコーナーでお伝えしておりますが、３月１日より、位ヶ原山荘がオープンしました。

位ヶ原山荘は、現在、支配人の六辻さんと、お手伝いの米さんの二人で切り盛りしています。積雪のため、裏側が玄関となっています。正面からの剣ヶ峰方面の眺めはもちろんですが、こちら側からもまずまずの眺めです。

自ら描いたシュプールを見上げて．．．	位ヶ原山荘でしばしの休憩

今日は平日のため、訪れる方は少なめでしたが、ボードで位ヶ原を滑り降りて来たこちらのお二人は、ご自身の描いたシュプールを見ながら、しばしの休憩を取っていらっしゃいます。

【位ヶ原山荘、拝見】

高い天井と広々とした空間	みやげ物などもあります

館内はご覧のように高い天井と広々とした空間。昨年秋に訪れたときは準備前でしたのでありませんでしたが、みやげ物のコーナーもあり、「営業開始したんだなぁ〜」と、こんなところで感じるものです。

乾燥室

館内を少し拝見させていただきます。こちらは乾燥室。結構広いスペースです。かつて、ノリクラで春スキーにお越しになる方が多かった頃を感じさせます。

春スキーが盛んだった頃は、位ヶ原山荘以外にも冷泉小屋にもたくさんの方が訪れたようで、今はもうなくなっていますが、位ヶ原山荘と冷泉小屋の間の登山道沿いにも、松本電鉄の山小屋があり、どの小屋も賑わっていたようです。

南極観測隊の雪上訓練に使用されたスキー

現在でも行われているようですが、南極観測隊の雪上訓練がノリクラで行われています。かつては位ヶ原山荘を利用して行われていたようで、その当時、使用されていた板がそのまま残されています。昭和１５年に建てられた位ヶ原山荘の歴史を感じさせてくれます。

居間 − こたつとストーブ（１階）	喫煙室（１階）

客室は１階と２階で、１階には豆炭こたつとストーブがあります。また、館内は禁煙のため、喫煙室が設けられています。

２階へ	２階は客室が中心

２階は客室が中心で５部屋あります。

客室（１０畳）	ノリクラの峰々を一望

布団毛布は用意されています。今回訪れた日は春の陽気から真冬の寒さに逆戻りした極寒の一日でした。夜は布団毛布だけでは寒いので、厚手の服を着込んだほうがよいかと思います。

右の画像は３階部分からのノリクラの眺め。現在、３階部分は宿泊には利用していませんが、今回は特別に入室させていただき、その展望を撮影させてもらいました。２階部分からでもほぼ同様の光景が見られると思います。