ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版 Vol.5(2007/04/15) C

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(Update:2007/04/19)

 

【ツアーコース U】

剣ヶ峰を眺めながら

最初の急斜面を登れば、あとは剣ヶ峰や高天ヶ原を眺めながら、位ヶ原を目指していきます。

 

上部に登るにつれて、雪質が冬のものに変わってきます。コース上は多くの人が行き交うため、かなり踏み潰されていますが、コースの脇にはご覧のようにきれいな新雪が残っています。

 

窪み 出口までもうすぐ

左の画像の窪みは、その高低差と角度が結構大きくなってきました。下の地形が徐々に現れるようになってきたようです。ここまで来れば、樹林帯のツアーコースの出口までもうすぐです。

 

森林限界 ここを登れば位ヶ原

森林限界を超えるあたりが、ツアーコースの出口となります。左の画像の雪肌をご覧になると、結構新雪が積もっている様子が伺えます。上部に行けば行くほど雪質がよいというものではなく、ある程度の木々があって、そこに静かに降り積もることでよい雪質になるため、森林限界を完全に超えた大雪渓・位ヶ原よりも、その少し下あたりがよいことのほうが多いようです。

また、ノリクラ雪渓カレンダープレリリースVol.2(2007/03/17) A でもお伝えしましたが、この急坂を上って位ヶ原に出た瞬間、強風に見舞われるケースがありますので、このあたりで一旦休憩した後、登っていかれるのがよいでしょう。

 

ツアーコース脇にツェルトに包まって すでに1時間半もクダを巻いている

その「一旦休憩」ですが、こちらの方々はツェルトに包まって、本格的に休憩されています。すぐ脇にはボックスのワインと缶ビール。この状態のまま、1時間30分は経過しているとのこと。ノリクラにはもう40回以上お越しになり、周りの木々の高さから、今年は昨年と比べてかなり雪が少ないとおっしゃっていました。上部は風が強そうなので、こうやってのんびり過ごすのが一番だそうです。

何でもたくさん見てみたい・やってみたいと欲張りなうちは、こんな風に過ごすことは、なかなかできるものではありません。

 

 

【位ヶ原】

11号カーブ付近

ここを登りきると位ヶ原

ここを登りきると位ヶ原にでます。

 

少し左へ 伊那川の上流部分に沿っていく。

有視界の場合は位ヶ原に上がってしまうと後は、大雪渓や肩の小屋を目指して歩いていけば問題ありません。位ヶ原に出るとき、急斜面を少し左寄りにコースをとって登れば、車道が除雪された場合でも、あまり干渉することなく進むことができます。

樹林帯のツアーコースの左側に伊那川が流れていますが、その上流部分に沿って登っていきます。右の画像は川の部分ですが、よく見ると谷間が右から左へ流れています。ただ、このあたりは有視界の場合、特段、意識する必要のない部分です。

 

しばらくすると、ダケカンバのコロニーに行き着きます。まるで鳥居のように中央部分が空いていて、そこをまっすぐ進みます。

 

肩の小屋を目指して 穂高を見ながら

朝日岳と魔利支天の鞍の部分に肩の小屋の屋根が見えてきます。あとはそこに方向を定めてまっすぐ進みます。右の画像は遠景に穂高連邦を望んでいます。

 

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