ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版 Vol.5(2007/04/15) E

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(Update:2007/04/19)

 

【雪渓上部】

雪渓上部全景 雪渓中段(魔利支天岳)

左の画像の雪渓上部はほとんど変化はありません。また、右の画像の魔利支天岳の西斜面にあるコロナ観測所の下の岩肌が先週よりも多くなっています。ただ、魔利支天岳の東斜面はほとんど変化はなく、おそらく、風による影響で、全体的に積雪量が減少したものではないように思います。

 

山頂付近

山頂付近に関しても、先週と比べてほとんど変化はありません。

 

 

【肩の小屋】

こちらは肩の小屋周辺。

 

先週と大きな変化はありません。

 

小屋前の凍結も... 一部解けている

先週、小屋の前の広場は、完全にスケートリンク状態でした。しかし、右の画像のように、一部、解け始めています。

 

とがった風紋

こちらは肩の小屋の隣の朝日岳の山裾。肩の小屋の前の室堂ヶ原では絶えず西から風が吹きぬけ、ご覧のようなとがった風紋が無数にできています。風紋の大きさは先週とそれほど変わっていません。

 

小屋の屋根付近については、それほど大きな変化はなく、屋根の雪が若干解けている様子くらいしか変化を感じられません。

 

 

【位ヶ原山荘】

位ヶ原山荘

こちらは位ヶ原山荘。いつもと変わらない昼下がりを迎えています。

 

山荘前の道路の除雪ももう間近

スキー場の営業終了と同時に、県道乗鞍岳線の除雪は開始され、取材に訪れた4月15日(日)には冷泉小屋の一つ上のカーブまで進んでいます。そして、4月18日(水)には山荘前まで重機が入り、本格的な除雪が始まっています。

週末には除雪が完了すると思いますので、今年はもうこんな雪景色は見ることができません。

 

正面玄関が開けられました 窓を開け放してそよ風を部屋の中に

これまで、車道と反対側が入口になっていましたが、正面玄関の除雪がされました。玄関をいっぱいに開け放って、昼下がりの柔らかな風を山荘に取り込みます。カーテンが風に揺らぎ、数週間前まで、ストーブから離れられない状態だったことをすっかり忘れてしまうほどです。

春があっという間にやってきて、厳しかった冬の辛さを記憶の片隅に追いやってしまいます。

 

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