ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版 Vol.7(2007/04/28〜30) C

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(Update:2007/05/03)

 

【ツアーコース】

先ほどの急斜面を登りきると、なだらかな緩斜面が続きます。

 

昨日の新雪と古い雪がミックス 眼下には南アルプスと中央アルプスが一望

ツアーコース内でも昨日の積雪が数センチありましたが、すでの多くの人がツアーコースに入っているため、新しい雪と古い雪がミックスされた状態となって、新雪の面影は全くありません。

昨日の天気と打って変わって、今日はお昼近くになっても、よい天候が続き、ツアーコースの中間地点付近から、眼下に南アルプスと中央アルプスを見ながら登っていくことができます。

 

ザックから板を外して... ここからはシールで登ります

先ほど急斜面で、シールだと若干グリップが効きにくいと申し上げましたが、こちらの方は板をつけて登ってこられて、ここからシールで登って行かれました。

 

このあたりは意見の分かれるところかもしれませんが、ツボ足よりもシールで登っていったほうが楽に行けることが多いようです。ただ、夏の大雪渓だと、斜度が急なため、ジグザクに歩く必要があり、狭いバーンでシールを使用すると、滑走するエリアを確保することができず、夏の大雪渓では、ツボ足で登るのが、普通となっています。

 

先週より10〜15センチ少なくなっています

こちらは3番の札のあるところ。コース全体の3分の2程度進んだところです。先週より、10〜15センチ程度少なくなっています。前述のツアーコース入口付近と同様に、全体的に積雪量が減少し始めていることがわかります。

 

今日は登山の方もたくさんいらっしゃいます

いつもは大半がスキーヤーとボーダーのツアーコースですが、今日は登山にお越しになった方々をたくさん見かけることができます。山頂方面へのアクセスは、ツアーコースに雪がある間は、鳥居尾根の登山ルートよりも、早くたどり着くことができます。

 

どの山もくっきりと青空に白さが映えています(左−高天ヶ原・剣ヶ峰、右−穂高連邦)

どちらを見ても青空が広がり、白く雪化粧した山々がくっきりと青の世界に映えています。その透明感は午後になっても変わりません。

 

積雪5〜10センチ。コース脇にはまだ新雪が残る

ツアーコース上部まで登ってくると、新雪が残るようになってきます。積雪5〜10センチ。登って行く足裏にもやわらかい新雪の感覚が伝わってきます。

 

窪み

出口までもうすぐ − 先週より20〜30センチ少ない

左の窪みの部分の形状は先週とほとんど変わっていませんが、右の画像では先週より20センチほど少なくなっています。ここを過ぎれば、ツアーコースの出口までもうすぐです。

 

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