ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版 Vol.7(2007/04/28〜30) �H

【県道乗鞍岳線の除雪】

GW前に位ヶ原山荘付近まで進められた県道乗鞍岳線の除雪はさらに先まで作業が行われています。

場所によって５メートル以上の積雪がある県道乗鞍岳線は、一回の作業で路面まで除雪することはできません。パワーショベルは最後の方の作業で、ご覧のように、ほぼ完全に路面まで除雪しています。このときの除雪場所は１１号カーブ手前です。

きれいに除雪が進められると、ご覧のようにまるで、デコレーションケーキのようにぽっかりとヘアピピンカーブが切り取られます。

最前線は大型のブルドーザーです。このときは位ヶ原のお花畑付近の除雪を行っていました。静かなノリクラの空に重機の音がこだましています。

最先端は宝徳霊神バス停手前

除雪の最先端部分は、撮影した３０日は宝徳霊神バス停の一つ手前のカーブ。前日はお花畑のところまでしたでしたから、結構なスピードで進められていることがわかりますね。

＜編集後記＞

GW前半の連休が終わり、この記事を編集している５月３日からは、GW後半の連休に突入いたしました。

５月３日の速報でもお伝えしましたが、春スキーバスは凍結のため運休してしまいました。路面の凍結が原因です。おそらく凍結場所は日中になれば、解けることに違いありません。５月１５日から開通する乗鞍スカイラインでも、５月中は路面凍結で、朝の便を中心に、運休になることは普通にあるものですから、それより早い時期から運行する春スキーバスでは、この状況から、運休は特別不思議なものではありません。

前回の編集後記でも申し上げましたが、バスで一気に位ヶ原山荘まで上がって楽できるという反面、これまで、景色の変化をゆっくりと見て歩くことができ、その楽しさがスポイルされてしまうことへの寂しさが、心の中にあることは確かですね。