ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.1(2007/05/12〜13) G

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(Update:2007/05/17)

 

【5月13日(日) 濃霧・強風の寒い朝】

寒い朝 濃霧

昨日の良い天候とは打って変わって、濃霧と強風の天候から始まった朝は、気温が1℃とこれまでの暖かさに慣れてしまった体にはかなり寒さを感じます。

 

今日は春スキーバス運行されます 激しく流れる雲の切れ間から

それでも道路状況には問題なく、今日はバスの運行が実施されるようです。激しく流れる雲の切れ間から青空がのぞき、天候が回復することを期待したいところです。

 

そんな雲の流れを見ながら、バスの到着を待ちます。

春スキーバス到着 今日は2台

ほぼ定刻どおり、春スキーバスが到着しました。今日はこの天候ですので、昨日より少なく、2台です。

 

バスから降りて... アウターを一枚着ます

バスから下りてスキー板の搬出を行い、位ヶ原・大雪渓に向かう準備に取り掛かるわけですが、このときの気温は2℃。バスの中とはかなり温度差があり、この寒さに、すぐさまアウターを着込む様子を伺うことができます。

 

地図で確認

山荘の中では、支配人に大雪渓やツアーコースのルートを確認される方もいらっしゃいます。この時期、道路の除雪が進んでいないため、地図に慣れていないと、現在位置や進みたい方向を把握することは、なかなか難しいかと思います。

また、2万5千分の1の地形図では、道路や登山道は記されていても、スキー場へ滑り降りるツアーコースや位ヶ原から山荘への滑走ルートなどは記載されていません。

 

準備ができた方から、屋根板方面に歩き出します。登り口は山荘から1〜2分です。

 

屋根板への登り口

こちらが屋根板への登り口。ご覧のように車道の雪の壁が除雪されています。このような箇所が2つあります。こちらは手前のところ。大雪渓には屋根板をぐるっとまいて位ヶ原に出ます。もう一箇所は夏の登山道沿いのところで、ほぼ直登する感じで宝徳霊神バス停付近から位ヶ原に出ます。

どちらでアプローチしても位ヶ原にたどり着けますが、こちらのほうはゆるい斜面を遠巻きに上り、最後に急斜面をほとんど横方向にトラバースして位ヶ原に入り込むアプローチですので、シールの方は良いかもしれませんが、スノーシューの場合は、急斜面トラバースが歩きにくいかもしれません。急斜面をトラバースする箇所は、雪の状態が固いときは、ツボ足では危険なこともありますので、使用しない場合でも、アイゼンを用意されたほうが良いかと思います。

 

ご覧のように続々と屋根板の斜面を登って行きます。

 

こちらの方々は、地図を片手に屋根板の地形の確認をしています。昨日は山頂方面に行き、今日はこの天候なので、屋根板近辺を滑走されるとのこと。

 

大雪渓まではおよそ30分ほどです。

 

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