ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.9(2007/07/07〜08) E

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(Update:2007/07/12)

 

【肩の小屋】

夕方の肩の小屋

こちらは夕方の肩の小屋。

 

厨房

時刻は17時30分を回り、厨房では夕食の準備が進められています。

 

今日の宿泊は4名

今日の宿泊は4名。食事の準備は一日の中でももっともあわただしい時間帯でありますが、ハイシーズンには100名以上の宿泊を受け入れる肩の小屋にとって、今日の人数はちょっと少なすぎるくらい。スタッフの皆さん、余裕を持って仕事をされています。

 

仕事には慣れましたか?

肩の小屋に来て約1週間。少しは仕事に慣れましたでしょうか?「一度自宅に戻ったけれどやっぱりこちらのほうがいい」と、それなりに山の生活を楽しんでいらっしゃるようです。

 

夕食

どうしてもノリクラに来たくて...

18時を回り夕食の時刻。こちらの方々はスキーヤーの三人。こちらの方々もWebSiteをいつもご覧下さっているとの事です。右の方はWebSiteを隅から隅までご覧になってどうしてもノリクラに行きたいと、ノリクラの経験のあるお二人を誘って初めてお越しになったとの事。
そんなわけで突然の取材申し入れにかなり驚いていらっしゃいましたが、快く応じていただきました。

 

きれいな夕日が差し込みます

夕食が終わって時刻は19時になろうとしています。夕方になって再び晴れ上がり、まぶしい夕日が肩の小屋に差してきます。

 

肩の小屋から見る五ノ池方面はノリクラでは数少ないサンセットポイント

そして数分後には、周囲の空を赤く染めながら五ノ池方面に落ちて行きました。大雪渓を含めた長野県側では、夕日を望むことのできるスポットはありません。こんなきれいな夕日が見られるのも肩の小屋で生活する人間の特権かもしれません。

 

今日は7月7日、七夕 無数にきらめく星と天の川

そして、きれいに晴れ上がった空には星が無数に広がります。何もない山の上ではあるものの都会に溢れる人の数には負けないだけの星の数がここにはあります。ここで空を見上げると、世の中にはこんなにたくさんの星があるのかと思い知らされるほどで、星座の座標の間に星がありすぎて、星座がわからないほどです。

そして、今日は7月7日、七夕です。都会ではもう見られなくなってしまった天の川もご覧のようにしっかりと確認できます。

 

夜空に浮かぶノリクラの峰々 ろうそくの炎の下で...

そんな夜空に浮かぶノリクラの峰々をちょっとスケッチしてみました。自分自身のノリクラのイメージをこんな一枚に表現できたらうれしいですね。

ろうそくの炎と二十三夜の今日、お月様があがってくるまでまだまだ時間があります。ろうそくの炎と暗闇にかすかな輪郭が浮かぶ朝日岳をみながら夜のひと時を静かにおくります。

 

青空が広がります 昨年と比べて1週間遅い雪解け

翌日の早朝、ご覧のようにきれいに晴れ渡った青空が広がります。肩の小屋周辺は先週と同様昨年と比べて1週間遅い雪解けです。

 

そして、肩の小屋に宿泊された三人の方々、昨日の日暮れ前と今日の早朝と二回立て続けで剣ヶ峰まで行ってきたとのこと。完全にノリクラにはまってしまったのかもしれませんね。そして、まだ誰もいない大雪渓に向けて出発されて行きました。

 

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