ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.10(2007/07/14〜15) D

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(Update:2007/07/19)

 

【雪渓上部 T、肩の小屋付近】

雪渓上部全景 − 上は昨年並み、下は1週間早い雪解け

雪渓上部は上と下では雪解けの状況に差があります。先週は上は1週間遅く、下は2週間早いという状況でしたが、今週は上は昨年並み、下は1週間早い状況です。

また。この1週間で大きく変化していて、手前部分の積雪がかなりなくなり、また、雪渓上部と下部を分断する兆しが見え始めています。

 

雪渓上部左側から下部へ降りる付近 − 少しずつ雪渓の幅が狭くなり始める

こちらが雪渓上部から下部へ降りてくる通過地点です。先週までは全く気になりませんでしたが、今週に入って少しずつ雪渓の幅が狭くなってきはじめました。

 

クレパス − 長さは半分程度で形もかなり丸くなる

さて、こちらはいつもお伝えしている雪渓上部左側のバーンにあるクレパス。かなり雪解けが進み、形に丸みを帯びた感じになり、長さはこれまでの半分程度に短くなってきています。

右の画像には写っていませんが、先週まではさらに左方向へ続きますが、今週に入って、この画像の位置までしかしクレパスが残っていません。

 

雪渓上部右側の 上端

こちらは雪渓上部右側の上端部分。

 

雪渓上部右側の上端 − 昨年より1〜2週間遅い雪解け

雪渓上部右側上端は大雪渓の中で、もっともと雪解けの少なかった箇所のようで、一番雪解けの進んでいるところでも、先週から高さ50センチ程度で、ほとんど同じと言ってもよいほどです。

 

上端から − 1週間早い雪解け

こちらの画像は上端から大雪渓全体を撮影したもの。画像の右側で、雪渓上部左側から下部へ滑り降りる付近で岩が多く出始めているのがわかります。先週は昨年と同じか1週間早い雪解けの状況とお伝えしましたが、今週は昨年より1週間早い雪解けの状態で、雪解けのスピードが少し速まっているようです。

 

雪渓上部を左右に分ける尾根が出始めました − 昨年とほぼ同じ状況

雪渓上部を左右に分ける尾根が出始めました。高さは1メートルほどです。今後はこの岩が上部とつながってさらに下のほうに伸びてゆきます。昨年とほぼ同じ雪解け状況です。

 

雪渓上部右側はたけのこ状のひどいうねり

大雪渓全体の中で、雪渓上部右側が一番ひどい状態です。ごらんのようにたけのこ状の氷の柱が無数にできてひどくうねっています。整地しないととても滑走できる状態ではありません。

 

肩の小屋付近 − 昨年より1週間遅い雪解け

肩の小屋周辺は昨年と比べて1週間ほど遅い雪解け。他のエリアが軒並み昨年より早い雪解けを見せる中、雪渓上部上端とこの肩の小屋付近だけが、昨年より遅い推移を見せています。

 

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