ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.11(2007/07/21〜22) E

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(Update:2007/07/26)

 

【雪渓上部 V − 基礎スキーキャンプ】

基礎キャンプ

こちらは雪渓上部の中央部分で上部を左右に分ける尾根のすぐ右側付近です。先週、基礎のキャンプが行われていたバーンです。きょうも基礎のキャンプが行われています。

 

先週に引き続き... 滑りに行って参ります!

メンバーは先週と同じ顔ぶれ。この濃霧の中、ターンの出口さえ見えない状態でのレッスンです。

 

濃霧の中を疾走 − 雪渓の凹凸を剥ぎ取るようなエッジング

この濃霧ですから、低速で基本的な動作をチェックするようなカリキュラムかと思いきや、濃霧の中から姿を現した瞬間、雪渓の細かなピッチのうねりや凍って硬く締まった凹凸を剥ぎ取るよう疾走して行きます。こんなに重く共鳴したエッジング音はこれまで耳にしたことがありません。

 

生徒さんの熱い要望に応えて

先週で今季のノリクラキャンプは終了の予定だったようですが、生徒さんからの熱い要望にこたえて、急遽追加キャンプを執り行うこととなったようです。

 

その生徒さんたちもご覧の状態。朝一番の真っ平らなゲレンデを滑走しているかのようにカメラの前を駆け抜けてゆきます。

 

もう少しは早いタイミングで切り替えてあげて... 詰まったら足をくっと送って...

もうここまで滑れたら十分じゃないか!と、素人目には見えるのですが、それでも細かな点はいくつかあるようです。そのおっしゃる内容もなかなか高度なものばかりです。

 

高速練習するためにウインターシーズンは朝一番のリフトで上がって9時までが勝負と、とにかくスキーへの情熱は人一倍であることは確かなようです。

 

自分自身で半信半疑になりながら一生懸命取り組む中でも、継続して行けば必ず先が見えてくるもの。毎週ノリクラに通い続けることが王道かもしれません。

 

@ 今日のようなバーンにはひざが立ちすぎてますから A 少し傾斜をつけるようにして...
B先生、でもそうするとお尻が落ちて
バランスが悪くなりますけど...
C クローチングだってちゃんとバランス取れてるでしょ
前後のバランスが重要ですから

子供のうちなら闇雲に滑らせれば上達していくかもしれませんが、スキーは考えて滑るもの。だからきっと皆さんやめられないのだと思います。試行錯誤を繰り返し、スイートスポットを探していく探究心を自分のなかに見つけてしまうと、もう抜け出せなくなるのでしょう。

 

やはり雪上でのトレーニング大事です

結構、プラスノーに行かれる方も多いようですが、やはり雪の上での滑走とは別物。ノリクラはクルマでアクセスできる利便性がほかの雪渓との大きな違い。練習する環境としては申し分ない。ノリクラについておっしゃってくださいました。

 

どうやらまだまだ生徒さんの熱いスキー熱は収まりそうもありません。今年のノリクラは今のところ昨年並みの積雪量がありますので、10月まで滑走できるかもしれません。連続滑走日数の更新はまだまだできそうですね。

 

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