ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.13(2007/08/04〜05) H
【雪渓上部 V − モーグルコース】
雪渓上部左側 − 上は1週間遅く、下は3週間早い雪解け |
こちらは雪渓上部左側。先週は上は昨年並みで下は2週間早い状況でしたが、今週は上は1週間遅く、下は3週間早い状況で、上と下の差が大きくなってきています。
下端から − 昨年より3週間早い雪解け |
雪渓上部は全体的に雪解けが遅い状況ですが、雪渓上部左側の下端部分に関しては大雪渓の中でもっとも早い雪解けを見せています。先週は昨年より2週間早い状況でしたが、さらにスピードが上がって、3週間早い雪解けになっています。雪渓上端まで200メートルです。
ご覧のように途中で岩の頭が帯状に広がるようになって来ましたので、滑走部分としてはこの岩の帯の上までとなります。
滑走エリア下端から − モーグルコース1本、上端まで167m | モーグラーがたくさんお越しになっています |
先週まで車道から真正面に見える雪渓下部に作られていたモーグルコースはこちらのほうに移動してきました。雪渓の下端から上端までの距離は167メートルです。今日もたくさんのモーグラーがお越しになっています。
急斜面で登りがかなり辛そう |
雪渓上部左側は大雪渓の中でもっとも急斜面のエリアです。雪渓下部の登りとは比較にならないほどきついものがあります。もっとも毎週通えばある程度慣れてきます。
モーグルコーススタート地点 |
モーグルコースのスタートは上端から40メートルほど下がったところから設置されています。
コースの長さは23コブ、80メートル | 今日は作成に苦労しました(コブ管理人) |
コースの長さは23コブ、80メートル。先ほど申し上げたように雪渓の下端と上端では昨年と積雪の状況が異なっていて、同様に左右方向でも積雪状況が異なっています。今年は南側に向かって少し下がっていて、例年のフォールラインでは片斜面になってしまいます。もう少し南側に設置すればある程度解消できますが、フリー滑走の方のエリアが少なくなってしまうため、今回は右ターンのコブを深めに掘って仕上げられたそうです。
「作品」とも言えるきれいなコブですから、きれいな状態を保つように滑走してください。
雪渓下部よりも斜度が急であること、日差しで緩んで深めになったことで、若干難易度の高い状態になったようですが...
夕方近くになるときれいに晴れ上がって、遅くまでたくさんのモーグラーが滑走されていました。
こちらは上端部分。
先週から比べて1〜1.5メートルほど雪解けが進んでいます。
上端から |
モーグルコース横にはまだまだ十分積雪があり、スプーンカットやたけのこ状の氷の塊はほとんどなく、フリーランを楽しみたい方も問題なく滑走できます。
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