ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.15(2007/08/17〜19) F

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(Update:2007/08/23)

 

【雪渓上部 V − 基礎キャンプ】

こちらは雪渓上部右側の中でも比較的斜度のある尾根寄りのエリア。斜度的に基礎練習に適したバーンで、若干波打っているもののきれいに整備されています。

 

基礎キャンプ − 当初2回の予定が今回で5回目

さて、恒例となりつつあるこちらの基礎キャンプ。当初は2回だけの開催予定が、生徒さんの強い要望により今回で5回目。

 

常にスキーをひねろうとしてますから... 曲げ切り替えして伸ばしながらターンへ

5回目受講しても、ご自身の課題はすぐにはクリアできるものではありません。何度も何度も同じことの繰り返しをすることで、少しずつ、もしくはある瞬間に目覚めてクリアできるものです。

 

エッジングを引っ張らずにリズミカルに... さぁ〜もう一度滑ってみましょう

こちらの方も撮影し終わったばかりの滑りを見て苦笑い...冬場のゲレンデと異なり滑走エリアが限定される中でどのようなターンスペースで滑るのが良い練習になるのか?良いコンディションのエリアが広く確保できないときは常に考えることがノリクラでは求められます。

 

ズレをとめてから切り替えして...

いや〜、わかっているんですけどねぇ〜

お盆の期間中、連日滑り続けてかなり疲労がたまっているのではないかと思います。連日のノリクラは単調になり勝ちで、毎日同じことの繰り返しは体力とともに精神力も相当必要とします。「わかってはいるんですけどねぇ〜」とおっしゃりながら、何度も何度も繰り返し練習に励みます。

同じ練習の中でも、色々試して小さな変化を見つけること。スキーに限らず、物事を継続して行くためにはそんな変化を楽しむことに注視することが大切です。

 

それでは一緒に滑りましょう! ええっ!まだ滑るんですか?

時刻は夕方の16時前。もうそろそろ終了という時間ですが、常連の生徒さんたちにはまだまだ終わる気配は感じられません。「がんばって滑りましょう!」という先生の声に、ノリクラ初心者のこちらの方はもうヘトヘト状態。

 

それでも先生をはじめみなさんに後押しされて登ってゆきます。

 

@

A

B

C

どんなに疲れていても先生のすべりだけはしっかり目に焼き付けようとみなさん必至です。今日は日差しがあるものの、少しひんやりとした空気が入り込み、適度なバーン状態で滑走することができます。ノリクラといえども本当に暑い日は春スキーのグサグサ状態になる一歩手前のコンディションになることもあります。

 

なかなか思うように滑られない葛藤を雪面にぶつける...スキーを上達させようと取り組むとき、必ず自分自身に対する戦いがあります。人からどんなにウマイと言われても...だから、いつまでたっても、どのレベルに達しても、スキーはやめられないんですね。

 

ノリクラの斜面にだいぶ慣れて来ました。

今回でキャンプ入り3回目のこちらの方は、「ウマクなっている実感はあまり無いけど、ノリクラの斜面にだいぶ慣れて来ました。やっぱりゲレンデだけでなくてこういうバーンも滑らないとダメですね〜」と、感想をおっしゃってくださいました。

フラットに見えても微妙に細かなピッチや全体的に大きなうねりがあってノリクラのバーンは一様ではありません。それでもまだこの時期は滑りやすいほうで、これから秋に入ってくると、所々にできる氷の塊にテールを引っ掛けてバランスを崩すことも多々あります。そんな状況でも対応できるスキーが求められるのでしょう。

 

通算5回の基礎キャンプ。お疲れ様でした。

5回の基礎キャンプお疲れ様でした。とりあえず今回で終了ということですが、おそらくこの中の何人かの方はこれからもお会いできることと信じています(笑)。

 

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