ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.16(2007/08/24〜25) F

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(Update:2007/08/30)

 

【雪渓上部 U −親子で二人三脚】

親子でポール練習 − 他人と同じではダメ

さて、こちらのお二方。毎週のようにお越しになっていてポール練習に励んでいます。左の父親兼コーチは、「他人と同じことをやっていてはダメ。他人と同じである必要はありません。他人以上に努力しないと...」と、口癖のようにおっしゃっています。そして、猪谷千春のことを引き合いにだして、「情報は少ない当時で、欧米の選手と互角に戦い世界を制することは本当にすごいことだ。人並み以上の努力をしないと...」。抜きん出た成果を求めるためには「金太郎飴が無難」という考え方から脱却しなければいけないことは確かです。

 

海外遠征が一般的だが敢えてノリクラを選ぶ

一本一本に多くのエネルギーを使うポールレッスンでは、滑るだけでかなりの疲労が蓄積しますが、ここでは登らなければ滑られません。同レベルの選手の多くが海外で練習を行う中、あえてここを選ぶ理由は「ノリクラでは体力云々ということはもとより、体力的に辛い中で、どれだけ自分の能力を発揮できるかが試される」から... トップレベルの選手がメンタルトレーニング(メンタルコントロール)を重視しますが、若いうちからそんなトレーニングも必要です。

 

お昼前の最後の一本にするつもりが...

「この一本でお昼にします」と言って滑りだしたものの、緩んだ雪質にバランスを崩して足をとられます。

 

「何をやってるんだ!もう一本!」 再び登り返しです

「何をやってるんだ!もう一本!」と激が飛びます。昨年より強さとバランスに磨きがかかり、今日のようなバーンではミスをする必要がないはずです。

気を取り直して、最後の一本です。

 

これからも親子二人三脚で

9月以降は陸トレなどを行いウインターシーズンまで調整の日々が続きます。がんばって...

新聞社のカメラマン、夏スキーのヒトコマを...

さて、そろそろお昼にしようと思った矢先に、新聞社のカメラマンが夏スキーのヒトコマを撮影にやってきました。

フォーメーションの編成 「滑り出すときはイチニイチニって声かけるんだぞ」

カメラマンのリクエストに周辺ですべるスキーヤーを集めてフォーメーションを組みます。

「イチニ イチニ...」

太陽の光線の加減や撮影角度を変えながら、数回滑ります。

新聞の一面を飾ることができたでしょうか??

翌日の朝刊一面に掲載されるとのことでしたが、にわか作りのフォーメーションでしたが、それなりに夏スキーの雰囲気は伝わったのではないでしょうか?

 

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