ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.18(2007/09/08〜09) A

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(Update:2007/09/13)

 

【大雪渓に到着】

小雨が降り続き、スキーヤーは誰もいません 今日は雪渓を独り占め

早朝はこの天候のため、大雪渓入口にある肩の小屋口バス停で下車する方は誰もいませんが、それでも時間が経過するとともに徐々にスキーヤーが訪れるようになります。8時便が到着した9時前はまだ小雨の降り続け、シャトルバスから下車した常連のスキーヤーも合羽を羽織って、雪渓上部に向かいます。こんな天気でも「今日は雪渓を独り占め!」と喜んで向かって行きました。

 

今日はたまぼけのきれいな写真を撮りに来ました

紅葉はまだまだですが、徐々に沿線を歩くカメラマンの姿を見かけるようになって来ました。

 

歩いてこそ感動する場面に出会えるもの − 感動するための努力を惜しんではいけません

「今日は『たまぼけ』がきれいな写真を撮りに来ました。」というこちらのカメラマン。登山道を歩いて降りて行きます。紅葉の時期になると、カメラマンのツアーがマイクロバスでやってきます。撮影スポットで停車しシャッターを切って再び別の場所へ足早に移動しますが、やはり自分の足で歩いて自分の目線でアングルを探して撮影しなければよい写真はなかなか取れません。

広いノリクラといえどもきれいな紅葉の撮影できるスポットは限られ、その部分だけ撮影していてはなかなか納得の行く作品にはなりません。また、そのときの天候によっても撮影できるエリアは大きく異なります。「今日のような天気じゃないと、たまぼけはきれいに出ないから...」とそのときの天候を味方につけた撮影活動が必要です。

はっとした感動を見つける努力を惜しまず、それをそのまま印画紙に焼き付ける気持ちが大切です。

 

霧がひどいとフォールラインが見えないためコブの作成ができません。雪渓上部はお昼近くになって霧が薄くなり始め、コブ管理人は今日の業務を開始します。9月になっても雪解けに衰えを見せないため、作成したラインが翌週まで持たない状況が続きます。それでも今日は先週のラインを手直しして滑走するそうです。

9月9日(日)快晴の11号カーブ付近 ダケカンバの一部で黄色くなっています

さて、こちらは翌日の9月9日(日)のシャトルバスの様子。8日(土)は位ヶ原山荘より上部は濃霧でほとんど確認できませんでしたので、その様子を再掲いたします。乗鞍高原と同様、位ヶ原付近でもダケカンバで部分的に黄色くなっているところがありますが、紅葉が始まったとはまだいえません。

 

大雪渓に到着

シャトルバスが大雪渓に到着すると...

トランクから一斉に荷物の搬出

スキーヤー・ボーダーの方々がバスのトランクから一斉に荷物の搬出作業を行います。通常左側のトランクだけしか使用しませんが、今回はあまりにも荷物が多くて、右側のトランクも使用するほどです。

 

久しぶりの再会です − いつもWebSiteご覧くださりありがとうございます

そんな搬出作業を行うスキーヤー・ボーダーの中に一緒になってスキーを運び出すこちらの方もノリクラの常連さんです。今シーズンは全くお越しになることができませんでしたが何とか落ち着き、今シーズン初めてのノリクラで、久しぶりの再会です。ノリクラにお越しになれない間はWebSiteで状況を確認するのが楽しみだったとのこと。それぞれのご事情があってノリクラにお越しになれない状況でも、その思いを絶やさないようにいて欲しいと考えながらWebSiteの製作を行っています。

 

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