ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.22(2007/10/06〜07) D

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(Update:2007/10/11)

 

【雪渓上部 T − モーグルコース】

雪渓上部全景

積雪が残っているのは雪渓上部左側のエリアだけで、先週とさほど大きな変化はありません。

草原は完全に黄金色

大きく変化しているのは先週あたりからミヤマクロスゲなどを中心とした草原の色合いが変化をはじめ、ご覧のように今週は完全に黄金色になっています。全体的に紅葉が遅れていることはすでに何度もお伝えしていますが、この草紅葉だけは昨年とほとんど同じ推移をしています。

雪渓上部左側 − 上端部分は昨年より2週間遅い雪解け

こちらは雪渓上部左側。北寄り部分で雪解けが目立ちます。上端部分は先週と同様、昨年より2週間遅い雪解けです。下端部分については雪解けが昨年以上に進んでいて比較できません。

 

雪渓北寄り下端より − 上端まで56メートル 雪渓下端は落書きの岩より70メートル

雪渓北寄り部分の下端から上端までの距離は先週の72メートルから56メートルに縮小しています。そして、落書きの岩からの距離は先週の58メートルから70メートルに伸びています。南寄り部分よりも北寄り部分のほうが雪解けが目立ちます。

 

雪渓上端 − 昨年と比べて2週間遅い雪解け

こちらは上端付近。先週から高さで50センチほど雪解け。右の画像では上端の位置が5〜7メートルほど下がっています。

 

コブライン 鍬で整備します

こちらはコブライン。先週のものをそのまま使用します。日中、日がさして緩んできたところで鍬で整備します。

日中でも難く、新しいラインの作成は困難

それでもやはり硬い部分があって、おそらく最初からラインを作ることはこれからのシーズンは難しいと考えられます。

 

ラインの長さは12コブ、52メートル

上端から下端まで目いっぱい使って、12コブ、52メートルです。

 

ようやく始まりだした紅葉を眺めながらの秋スキーはこの時期まで毎週通った人だけの特権です。

 

位ヶ原の紅葉目指して滑り込みます。

 

16時、気温は8℃。黙々と滑り続けます

さて、こちらは前日の夕方の様子。時刻はすでに16時を回り、雪渓は完全に日陰なっています。気温は8℃、さすがに朝夕は冷え込むようになって来ました。

雪面はどんどん硬くなって行きます 片足が地面に届くところで板をはずす

雪質は刻々と変化し、どんどん硬くなって行きます。スキーをはずすのもご覧のとおり、下端スレスレの片足が地面に届くまで降りてきてこなければ、アイスバーンの上で完全に足をとられます。

 

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