ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.24(2007/10/20〜21) I
【紅葉情報−魔利支天〜三本滝付近】
★見頃です★
魔利支天付近 | 三本滝上部 |
魔利支天から三本滝ゲートにかけては基本的に前頁の魔利支天バス停とほぼ同じですが、この付近は落葉が目立ち、彩が鮮やかになる前にボリューム感が欠ける状態になっています。
かもしかゲレンデ | ツアーコース入口 |
かもしか平ゲレンデについては先週とほぼ同様、まずまずの彩を見せています。
カラマツの紅葉は先週とそれほど変化はありません |
休暇村から三本滝にかけての沿道はほとんどカラマツ林ですが、先週ほとんど変わりはありません。
【紅葉情報−乗鞍高原】
★始まりました★
鈴蘭橋 − 始まりだしたところです |
ここからは乗鞍高原の様子をお伝えします。こちらは鈴蘭橋。ようやく彩りに変化を見せ始めたところです。例年よりも2週間近く遅い状態です。
善五郎の滝駐車場付近 |
こちらは善五郎の滝の駐車場付近。こちらもようやく彩りに変化を見せ始めたところ。
善五郎の滝への散策路はミズナラなどの紅葉樹が多く、例年なら見頃の時期を迎えていますが、ご覧のようにまだ緑のものが多い状態です。
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まとめ ■
位ヶ原山荘より上部は完全に終了し、見頃のエリアは魔利支天バス停から三本滝ゲート付近になっています。これからは乗鞍高原がメインになってきますが、昨年より1週間〜2週間ほど遅く、例年と比べてもやはり1週間程度遅れているといえます。
【昨年の今ごろは?】
<編集後記>
18日(木)に初雪を迎え、19日(金)〜20日(土)にかけて初冠雪となりました。降雪を迎え、畳平へ向かう乗鞍スカイラインや県道乗鞍岳線は通行止めが続いていましたが、乗鞍スカイラインは除雪作業や凍結部分の融解作業を行って24日(水)に全線通行し、県道乗鞍岳線も積雪のない位ヶ原山荘までの区間を部分開通させるなど、11月1日の冬季閉鎖まで少しでも通行できるような措置が取られています。
大雪渓や畳平、そして山頂に向かう手段にはシャトルバスが一般的で、そのほか自転車や登山道などを徒歩で向かうことも可能です。自転車でのヒルクライムは、シャトルバスの車窓以上に多くのものを感じながら登ってゆける楽しさがありますが、歩いて登ると自転車以上にさらにきめ細かく感じ取ることができます。
シャトルバスが運休したとき、「残念...」と思わず、「歩いて登ることができるチャンス」と捕らえて、位ヶ原付近など森林限界まで行かなくとも、途中まででも歩いてみてはいかがでしょうか?
ただし、位ヶ原を越えた森林限界以上のエリアに行かれるときは、必ず冬の装備を実装した上で登って行ってください。
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