第5回 乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム

2008/06/01 @

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(Update:2008/06/10)

 

乗鞍スカイラインのマイカー規制が開始された翌年から毎年開催されるこの大会も5回目を迎えました。大会開催は6月1日(日)ですが、受付などの手続きは前日の5月31日(土)に行われました。通常、選手の方々は下見などを兼ねて前日に試走されるケースが多いようですが、ノリクラ雪渓カレンダーVol.3(2007/05/31〜06/01) でもお伝えしたように、5月31日(土)はほぼ終日雨となり、なおかつ、乗鞍スカイラインは落石による復旧工事のため午前中まで通行止めの措置がとられていました。したがって、大半の選手は試走なしでの出場になったものと思われます。それでも競技当日は天候も気候もバッチリの一日になりました。

◎ 今回の目次

Page-1 : 【6月1日(日)、大会当日の朝】      【大会会場の平湯峠】
Page-2 : 【ゴール地点、畳平】     【選手がやってきます】
Page-3 : 【次から次へとゴールへ】
Page-4 : 【レースは終盤を迎えて】     【下山開始】     <編集後記>
Page-5 : 【レース ワンショット】

  

 

【6月1日(日)、大会当日の朝】

ほおのき平駐車場 − 快晴の空

昨日の雨はすっかりやんで、早朝のほうのき平駐車場は6℃。ご覧のように雲ひとつない快晴の空が広がり、ひんやりとした空気が流れるすがすがしい朝を迎えています。

 

準備開始 − ウォームアップのつもりでここから会場まで自走

いつもならシャトルバスに乗車するスキーヤー・ボーダーの方々が出発の準備に取り掛かる様子があちこちで見られるほうのき平駐車場も、今日は大会に出場される選手の方たちの姿を拝見することができます。前日に大会受付はここで行われましたが、大会会場は乗鞍スカイライン起点の平湯峠です。

こちらの選手の方々は「昨日は雨で試走することができませんでしたから、今日はここからウォームアップのつもりで大会会場に向かいます。」と、おっしゃっています。ほおのき平駐車場から平湯峠までは約6Kmの道程の間に、標高を450mも上げますので、大会コースの乗鞍スカイライン以上の勾配となっています。

 

駐車場のあちこちで準備に取り掛かります タイヤの交換 − 気圧差でバーストに注意

7時30分の開会式に向けて選手の方々の準備が続きます。こちらの方はタイヤのヒビが気になって急遽 交換を行っています。ゴールの畳平付近は平地の3分の2程度の気圧しかなく、その気圧の差でタイヤがパンクするケースがあります。また、除雪作業や道路工事などで重機が出入りした後の路面ではタイヤチェーンの破片など金属片が落ちていることもあり、それらが突き刺さることも稀ではありません。

乗鞍スカイラインや長野県側の県道乗鞍岳線などをヒルクライムすれば必ずタイヤのどこかに金属片が刺さっていますので、下山前と下山後には必ずタイヤを確認されたほうが良いでしょう。

 

そして7時前には全ての選手の方々は大会会場の平湯峠に向かって行きました。

 

【大会会場の平湯峠】

平湯峠までの急峻な道 − ダンシングでペダルを漕ぐ

ほおのき平駐車場から国道158号線を登り、平湯トンネル手前の分岐点から乗鞍スカイライン方面へ県道5号線(乗鞍公園線)を行きます。国道から平湯峠まで区間は急勾配のつづら折れが続き、平湯峠に近づくと選手の方々が急勾配をダンシングでペダルを漕ぐ姿を見かけるようになってきます。

 

平湯峠付近 − 空き地に選手の車が駐車

大会会場の平湯峠付近はご覧のように選手の方々の車が周辺の空き地に駐車されています。

 

ローラー台で...

道路を走ってウォームアップされる方もいれば、ローラー台で筋肉を目覚めさせる方もいらっしゃいます。大会前の定番の光景とも言えるかもしれませんね。

平湯峠 − 大会会場

そして、こちらが大会会場の平湯峠。

 

競技開始は8時30分 − スタートを待つばかり

昨年までは競技開始は8時でしたが今年から30分遅くなって8時30分からのスタート。どの選手もスタート時刻を待つばかりです。 Next

 

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