第5回 乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム

2008/06/01 C

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(Update:2008/06/10)

  

【レースは終盤を迎えて】

ゴールを終えた選手は畳平の駐車場でしばしの休息タイムをすごします。

 

競技が終わって安堵の表情

休憩されている選手の話を聞くと、昨年も出場されている方もいらっしゃり、「昨年と比べると今年は競技中に寒さを感じた。これだけ標高の高いコースではこの時期はちょっとつらいものがありますね」と、感想をいただきました。

この時期はまだ積雪・凍結が見られることもあります。2005年の第2回大会の時は競技前日のお昼ごろから降雪に見舞われて乗鞍スカイラインは2〜3センチの積雪となったこともありました。

競技が終盤に近づくと、選手の方々はトイレの前に駆け寄ります。

 

リザルトの掲示が始まります − 一斉にカメラを持ち上げて...

各カテゴリごとにリザルトの掲示が始まります。ご自身のタイムを確認すると一斉に携帯やカメラを持ち上げます。

大学の同級生のチーム − 昨日の御岳に続いて二日連続の方も

個人で出場される方はもちろん、同じサイクルジャージに身を包みチームで出場の方々もたくさんいらっしゃいます。こちらの方々は大学時代の同級生の方々のチーム。中には昨日行われた御岳の大会(ヒルクライム・イン・おんたけ)に出場され二日連続で大会出場された方もいらっしゃいました。

 

冬の山スキーの常連の方々− 自転車を始めてまだ1年

こちらは冬から春にかけてのノリクラの常連の方々。もちろんその時期ですから自転車ではなく、テレマークとシールでツアーコースを行き来される際にお会いいたします。昨年の6月、レースのサポートを務めた時に自転車の魅力に引かれ、すぐに自転車を購入されたとのこと。まだ1年もたっていないのにもう大会に出場されるとはたいしたものです。そんな事情から今年の春スキーは早々に終了し、自転車に転向されたとのこと...

ノリクラはスキーも自転車も楽しめる幅の広いフィールドを持っています。ですから一年を通して楽しめる魅力があります。

 

【下山開始】

表彰式はスタート地点の平湯峠で行われます

レースも終了間際になるとリザルトの印刷と同時に表彰状の作成も始まります。この後、選手の方々はスタート地点の平湯峠まで自転車で下山し、表彰式が行われます。

 

下山の準備

11時過ぎになると、誘導の自転車の方が先導する形で下山の準備が開始されます。

 

畳平には大きな列

今回はエントリー者数511名と昨年よりやや多い選手が出場されました。ご覧のように畳平駐車場に大きく長い列が出来上がります。

 

11時15分、下山開始

下山は100名ほどに分かれて開始されます。

 

安全を考慮してスピードを落として下山して行きますが、登りと異なりかなり寒さを感じます。各自の荷物はあらかじめ荷揚げされていますので、上下のアウターとグローブをされたほうが良いでしょう。またスピードをかなり落として行きますので、ブレーキを常にかけながらの走行となり、指きりのグローブでは途中で辛い思いをすることになるはずです。

 

青と白の世界をしっかり楽しんで下山

こんなにすばらしい風景もおそらく登りでは十分楽しめなかったはず。ゆっくりと周辺の雪景色を楽しみながら青と白の世界を十二分に目に焼き付けて良い想い出にしていただき、また来年お会いできることを楽しみにしています。

 

<編集後記>

乗鞍スカイラインは数日前から落石による通行止めが前日の昼間で続き、さらにその前日はほぼ終日雨がとなって、今日のような快晴の中で競技が実施できることすら想像できない状況でした。雪解けとともにできなくなるスポーツがありますが、また、雪解けとともにスタートするスポーツもあります。どちらも自然を相手にするものですから、周りの景色なども楽しみながら競技に打ち込めれば、きっと楽しみが倍増するものと思います。ノリクラにはそんな楽しみ方がピッタリな場所だと思っております。

なお、今回撮影し、記事の中で使用できなかった画像が若干あります。記事・コメントのない画像だけの掲載ですが、次ページでご紹介いたしますので最後までご覧ください。 Next

 

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