ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.14(2008/08/15〜17) G

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(Update:2008/08/21)

 

【ヒルクライム − 位ヶ原から大雪渓へ】

屋根板

ここから大雪渓に向かうまでの様子をお伝えします。

ツアーコース入口

11号カーブ

こちらは位ヶ原山荘から1.5kmほど進んだツアーコース付近。左の画像はツアーコースから位ヶ原へ登る急斜面付近です。ツアーコースの残雪は先週の段階でなくなりましたが、そのすぐ先の11号カーブでは先週まで残っていた残雪が今週になって完全になくなりました。

 

位ヶ原お花畑

ツアーコース付近の11号カーブからさらに進んだ位ヶ原のお花畑。先週と同様、黄色く点々と分布するミヤマキンバイの様子が1〜2週間近くにわたって眺めることができます。この1週間はほとんど変化はなく、先週と同じように高山植物の様子を楽しませてくれます。

 

空が真横に広がり、手を伸ばせば雲を捕まえることができそう

森林限界を超えたこの付近は雲の動きが手に取るようにわかるエリア。日常の生活ではあまりじっくりと見ることはなくとも、ここでは真横に雲がぽっかりと浮かびます。

 

お昼休みはお汁粉 − ヒルクライマーには人気のようです

さて、先ほど位ヶ原山荘から県境までを何往復もしてトレーニングに励むこちらの方。お昼近くになってそろそろ栄養補給の時刻。「位ヶ原山荘でお汁粉にします」と、下って行かれました。ヒルクライマーの方とお話をしていると、毎週、必ず「お汁粉」という言葉を耳にします。

 

この光景はここまで登ってきたヒルクライマーしか味わえません

しっかりと晴れ上がれば平地以上にきれいな空が広がるこのエリアはここまでヒルクライムした人しか味わえないもの。辛くてもこの風景があるから登ってこられるのでしょう。

 

雲と一緒にヒルクライム

ノリクラでは青い空に自分の真横に大きな雲が浮かんでいることだってあります。そんな雲と一緒に併走する...ノリクラでしか体験できない情景を目に焼き付けてしまったら、この空の色と雲の形に再度訪れたくなってしまうはずです。

 

【昨年の今ごろは?】

2007ノリクラ雪渓カレンダーVol.15(2007/08/17〜19)

昨年もほぼ連日に渡って晴天が続いた連休後半の週末を迎えました。それでも幾分空気にに冷たさを感じるようになり、秋がすぐそこまでやってきているようにも感じます。連日続く晴天のため、シャトルバスは1300〜1500名おカウントしてまずまずの人出。しかし、大雪渓を訪れるスキーヤー・ボーダーはやや少なめと、今年も昨年もよく似た様子であったことが分かります。

 

<編集後記>

お盆が終わるともう秋がやってくるノリクラ。今年は晴天に恵まれた週末が多く、大雪渓を訪れるスキーヤー・ボーダーにとって過ごしやすい夏を送ることができました。また、朝から強い日差しに照らされると午後からひどい夕立に見舞われますが、突然の雨に見舞われることがあっても、身動きも取れないほどひどい状態になることも少なかったように思います。
ノリクラでは夏のピークはもう過ぎたことと思いますが、まだ8月も中旬を過ぎたばかり。夏と秋が混在するこれからの時期は空の青さが徐々に際立ってきます。そんな微妙な変化を感じ取りながら、自分自身の感覚を次の季節へシフトさせて行きたいと思っています。

 

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