ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.24(2008/10/25〜26) H

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(Update:2008/10/30)

 

【あとがき】

ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.1(2008/05/17〜18) @

今年で8年目を迎えた「www.norikura.org 乗鞍大雪渓 WebSite 」は、なんとか無事に今シーズンの掲載を終えることができました。

 

■真冬の厳しさと美しさ■

 

<終日マイナス10℃以下、吹雪の中の除雪作業>
速報 2007/12/31

<思考能力が失われるほどの極寒>
速報 2008/02/17

<マイナス17℃、吹雪の朝>
速報 2008/02/17

<こんな日は暖かいうどんが何よりのご馳走>
速報 2008/02/17

今シーズンの取材は、ウインターシーズンの状況をお伝えするために、昨シーズンの連載が終了して、まもなく開始しました。年末年始はひどい寒波に見舞われて、吹雪の中の正月を迎えました。そして、最高気温がマイナス10℃を超えることのない日も珍しくなく、この寒さで思考が働かないという状況が毎日続くほどです。

 

<初日の出、今年最初の朝日>
速報 2008/01/06 
<文句ない快晴>
速報 2008/02/10
<位ヶ原は深くえぐれた風紋>
速報 2008/01/27
<日没後もきれいに晴れ渡る空>
速報 2008/01/27

吹雪と極寒が続く真冬ですが、晴れれば一年のうちで一番透明感の溢れる綺麗な光景に出会うことができます。そのギャップが非常に激しく、穏やかな表情と牙をむく二面性がこの時期の面白い所であり、怖い所でもあります。

 

■春へと近づく■

 

<今日もたくさんの方が出発します>
速報 2008/03/29
<午前中は少し雲がたなびくもののまずまずの天候>
速報 
2008/03/29

<バックカントリーツアー>
B ノリクラ 雪渓カレンダー 
プレリリース版Vol.1(2008/03/22〜23) B

<大雪渓エリアはおいしいパウダーに歓声がこだまします>
速報 2008/03/29

そして、3月ともなるとそれまでの張り詰めるような寒さが徐々に緩み始め、ツアーコースにもたくさんのスキーヤー・ボーダーの方が訪れるようになり、まるでゲレンデのような賑わいを見せます。

 

<春スキーバス運行開始>
ノリクラ 雪渓カレンダー 
プレリリース版Vol.7(2008/05/01〜04) C
<一斉に大雪渓へ>
ノリクラ 雪渓カレンダー 
Vol.1(2008/05/17〜18) D
<春の雪にダイビング>
ノリクラ 雪渓カレンダー 
プレリリース版Vol.7(2008/05/01〜04) D
 <たくさんのシュプール>
ノリクラ 雪渓カレンダー 
プレリリース版Vol.6(2008/04/26〜27) E

5月には春スキーバスの運行が始まります。今年から1日3往復運行されるようになり、例年以上の賑わいを見せました。久しぶりに活気付いたノリクラを見せてくれます。

 

<山頂を眺めて>
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.4(2008/06/07〜08) A
<稜線まであと一息>
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.5(2008/06/14〜15) C
<蚕玉岳山頂 −みんなでお昼>
ノリクラ 雪渓カレンダー  Vol.4(2008/06/07〜08) C
<稜線から一気に>
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.5(2008/06/14〜15) C

6月上旬に梅雨入りしたものの、比較的天候恵まれ、この時期はバーン状態も良く、天候さえ良ければ気候的に穏やかで稜線からのダウンヒルを楽しむのが最高の時期。

 

■7月からはサマースキー本番■

 

<モーグルコース>
速報 2008/07/05
<先生の滑りを目に焼き付けて>
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.9(2008/07/12〜13) C
<雪飛沫を上げながら>
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.11(2008/07/26〜27) D
<練習の合間のひととき>
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2008/10/11〜12) A

そして、7月からはなんといっても乗鞍大雪渓での夏スキーが本番を迎えます。モーグラー、基礎スキーヤー、そして、レーシングキャンプと幅広いジャンルの方々がお越しになります。それぞれ種目は異なっても目指す所はみんな同じ。

 

■ノリクラを支える人々■

 

<位ヶ原山荘>
ノリクラ 雪渓カレンダー
 プレリリース版Vol.5(2008/04/19〜20) C
<地元の方 − ツアーコース、案内標識・誘導ロープ設置>
ノリクラ 雪渓カレンダー
 プレリリース版Vol.7番外編(2008/04/30) @
<乗鞍環境パトロール>
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.3(2008/05/31〜06/01) C
<グリーンサポートスタッフ>
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.10(2008/07/19〜20) B 

このようなフィールドで楽しく過ごせるのは、色々な方々の尽力によるものであることを忘れてはなりません。間接的にせよ地元の方、ここでノリクラを保全される方と関連があるはずです。

 

■ヒルクライム■

 

<位ヶ原山荘に立ち寄って>
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.12(2008/08/02〜03) E
<森林限界の青空>
速報 2008/08/03
<マウンテンサイクリングに向けて>
ノリクラ 雪渓カレンダー  Vol.12(2008/08/02〜03) E
<出発の準備>
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.13(2008/08/09〜10) F

今年も多くの方々に出会うことができました。やはりノリクラのヒルクライムはマイカー規制が実施されていることもあり、大変な人気。標高差1200mを駆け上がることは一般の方には想像できないかもしれませんが、標高をあげて行くにつれて刻々と変化する風景はその辛さを和らげ、山里から亜高山帯へ、そして、森林限界を超えて高山帯へ移り変わって行く変化を自転車で楽しむことができるのは、ノリクラ以外のステージではそれほど多くないはずです。

 

■今年のテーマは「ノリクラで見せる笑顔」■

 

<笑顔>
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.11(2008/07/26〜27) D
<笑顔>
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.12(2008/08/02〜03) D
<笑顔>
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.24(2008/10/25〜26) @
<笑顔>
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.24(2008/10/25〜26) @

今年の取材は、ノリクラに訪れた方々がどのようにノリクラを楽しんでいるかをお伝えすることを主眼としてきました。その楽しい表情をご覧になった方がさらにノリクラにやって来て見たくなるような笑顔。「いつもWebSite見てます!」と、おっしゃって下さった方には、必ず、「見てくださる方は、出演してくださる方に...」と、申し上げて取材させてもらいました。

来年も是非、良い笑顔をノリクラで見せてください。

 

■最後に − 見て触れて感じ取る■

 

<気持ちいい〜>
ノリクラ 雪渓カレンダーVol.13(2008/08/09〜10) A

<夏を楽しむ>
ノリクラ 雪渓カレンダーVol.13(2008/08/09〜10) E
<樹氷に触れて>
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.24(2008/10/25〜26) E

<秋をゆっくり歩く>
ノリクラ 雪渓カレンダー 
Vol.22(2008/10/11〜12) E

ノリクラは色々な楽しみ方ができるエリアです。それを十二分に楽しめるかどうかは、見て触れて感じる心が必要です。

今年ヒルクライムしていて紅葉がこんなに美しいとはこれまで思わなかったと、おっしゃった方がいらっしゃいましたが、どんなに綺麗なものが目の前にあっても関心がなければ、感動しないもの。逆に、ちょっとした小さな変化を見つけることができれば、その発見できた喜びは人には伝えきれない自分だけの宝物となります。

是非、ノリクラをそんな風に感じ取ってもらいものです。

来シーズンもちょっとした変化の面白さを皆さんにお伝えできるよう、乗鞍大雪渓WebSiteを続けて行きたいと考えています。なお、来シーズンの活動の参考に、ノリクラ雪渓カレンダーなどWebSiteのご感想を是非ともお寄せください。(E-mail : WebMaster@norikura.org )

 

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