ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.11(2009/07/25〜26) A

Top-page > Index > Page: 1  2  3  4  5  6  7

(Update:2008/07/30)

  

【大雪渓に到着 − 避難小屋で】

到着したらトランクから搬出

大雪渓駐車場(肩の小屋口バス停)に到着し、いつものようにトランクからスキー板などを搬出します。

 

準備を整えて雪渓に出発

そして、いつものように、準備が整えば、雪渓に向けて出発します。そろそろ、メインの滑走エリアが雪渓上部に移りつつあるため、ここでスキーブーツに履き替える方は少なく、登山靴などで、スキーヤー専用道を登って行く方が多くなってきました。

 

避難小屋

昨年までは、シャトルバスを下車して、すぐ、大雪渓に向かう状態が普通でしたが、昨年11月に完成した避難小屋ができた今シーズンは、少しばかり様子が異なります。

 

避難小屋で準備をします

シャトルバスを降りると、一旦、避難小屋に入り、ここで出発の準備をされるスキーヤーの姿が少しずつ増えて来ています。

 

ノリクラ通いを始めてしまいました

避難小屋で準備をされるこちらの方。二週間前に基礎スキーキャンプに入ってノリクラデビューを果たし、先週も基礎スキーキャンプに...そして、今週はこんな天候だというのに、独自でお越しになりました。この分だと、しばらくはノリクラ通いが続きそうです。

スキーができる環境を追い求めてやってこられるスキーヤーが、次第にノリクラの常連になって行かれるケースは多々あって、夏スキーをきっかけに、ノリクラの本当の魅力を、一つ一つ感じ取って言って欲しいと思うものです。

 

今日は避難小屋の手直しに.

「あっ!昨年も工事の時にいたねぇ〜」と、声をかけてくださったこちらの方々。昨年秋の避難小屋建設に携われていました。そのときは積雪凍結などで工事が遅れ、完成したのは冬季閉鎖に入った11月になってから。そのため、今日は一部手直しを行いにお越しになったそうです。(10月最終週の様子は こちら

その当時のトイレ改修工事・避難小屋新設工事の様子は、2008ノリクラ 雪渓カレンダー  Vol.16(2008/08/29〜31) A から毎週お伝えしてしました。避難小屋の基礎工事から一つずつ完成してゆく様子は、ノリクラ 雪渓カレンダー 2008シーズン INDEX のVol.16 〜 Vol.14 のそれぞれの号の 【大雪渓トイレ改修工事】 のコーナーをご覧下さい。

避難小屋は入れ替わり立ち代り...

今日のような天候の悪いときは、入れ替わり立ち代り、色々な方がここを訪れます。

 

グリーンサポートスタッフの方々

さて、こちらの方々、今シーズン初めての再会です。中部森林管理局 中信森林管理署のグリーサポートスタッフの方。登山道や周辺でノリクラにお越しになる方々への自然保護の啓蒙など、例年、10月半ばまで活動が続きます。また、登山道道中のゴミ拾いや外来種の除去作業など、幅広く活躍されています。

色々な方のサポートを受けて、ノリクラの環境が維持されています。

 

【雪渓下部 T】

ここからは雪渓下部の様子をお伝えします。

 

昨年の大雪渓入口
 2008ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.11(2008/07/26〜27) A

今週の大雪渓入口
ほぼ昨年並み

 大雪渓入口からの画像を昨年と比較すると、ほぼ、昨年並みの状況であることがわかります。

 

雪渓下部 下端部分 − 昨年並み

幅は8メートル − 昨年並み

左の画像は、雪渓下端からもの。大雪渓入口までの距離は51メートルです(昨年は55メートル)。この帯状の岩場は車道沿いの入口付近より一段上に上がっていて、右の画像のように、ほぼ完全に平坦になります。今後、雪解けが進み、平坦な部分がさらに帯状に広がって行きます。幅は8メートルで昨年と同じです。

 

スキーヤー専用道 − ウラジロナナカマド

咲き始めました

こちらは大雪渓入口付近のスキーヤー専用道沿いのウラジロナナカマド。位ヶ原付近では、先週当たりから一面に白い花をつけているようすが見られましたが、大雪渓入口でもご覧のように、白い花が咲き始めました。もう少ししっかり花が開くと、完全に開花状態です。状況としてはほぼ昨年並みです。

 

登山道入口

こちらは大雪渓入口から50メートルほど北にある肩の小屋へ向かう登山道。ここから始まる登山道は、大雪渓の北側を肩の小屋に向かって登り、肩の小屋で畳平からのルートと合流します。先週と比べてあまり雪解けが進んでいません。

 

昨年の登山道入口付近
2008ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.11(2008/07/26〜27) A

今週の登山道入口付近
幅は8メートル − 昨年並み

 雪渓下端と車道との間は、先週の8メートルとほぼ同じ。そのため、昨年とほぼ同じ推移に落ち着いています

 

登山道は途中から雪渓の上を歩く − 誘導ロープに従って

登山道を88メートル登ると、ご覧のように登山道は雪渓に差し掛かります(昨年は90メートル)。

 

昨年の登山道(モーグルコースの岩付近)
2008ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.11(2008/07/26〜27) A

昨年の登山道(モーグルコースの岩付近)
昨年よりやや雪解けが遅い

誘導ロープにしたがってモーグルコースの岩の左側に向けて歩いて行き、その先は、雪解けが終わった登山道が再び姿をあらわします。雪渓を歩く距離は47メートル(昨年は23メートル)で、昨年より一週間ほど遅い状況。昨年の画像と比較しても、画像に映る岩の高さから、雪解けがやや遅いことがわかります。

 

この先は、ほぼ完全に雪解けが完了

モーグルコースの岩の左側に達すると、ご覧のように再び、登山道が現れてきます。この先、肩の小屋まで、ほぼ、完全に雪解けが完了しています。 Next

 

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会

Top || <<Back| Next>>