ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.20(2009/09/26〜27) A

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(Update:2009/10/01)

 

【大雪渓に到着、紅葉散策に沿道へ】

モーグラーの方も紅葉見物に...

大雪渓に到着したこちらのモーグラーの方、WebSiteの紅葉の状況を見て、今日は来ちゃいましたとのこと。

 

紅葉を眺めながらの秋スキーへ...

眼下に広がる紅葉を眺めながらの秋スキーは、大雪渓で滑走できる常連しか味わえない楽しさです。

 

シャトルバスを降りた瞬間から、眼がファインダーから離せない

この時期、大雪渓駐車場(肩の小屋口バス停)に降り立つ方は、スキーヤーよりも、紅葉見物やカメラマンの方が圧倒的に多い状況です。シャトルバスを降りた瞬間から、紅葉ばかりの光景に、ファインダーから眼が離せない状況です。

 

そして、登山道の岩場を凝視されているこちらの方々のお目当ては...

 

ホンドオコジョ

まるでもぐらたたきのゲームのように、あちこちの岩の隙間から身を乗り出して、興味津々にこちらの様子を伺うのは、ホンドオコジョ。冬場は、ライチョウと同様、真っ白な装いとなります。ただし、尾の先端だけは、季節を問わず、ご覧のような黒い部分を残します。ユーモラスで愛くるしい表情をしていますが肉食性で、ライチョウの天敵でもあります。

また、ライチョウは絶滅危惧U類(VU)に指定されていて、ホンドオコジョ自体も、ワンランク下の準絶滅危惧(NT)に指定されています。

大雪渓付近の沿道は錦のパノラマ

大雪渓駐車場から県道乗鞍岳線を畳平方面に向かうと、そこは眼下に錦の織り成すパノラマが広がっています。

 

紅葉が光りだす瞬間を道端で待つ

雲間に時折、薄日が差す天候の中、しっかりとした日差しがあたって、紅葉が光りだす瞬間を道端でじーっと待ち続けます。

 

「ノリクラがやっぱりいいねぇ〜」が口癖に

今月は毎週のようにノリクラに通っていらっしゃるこちらの方。マイカー規制後、しばらくノリクラからは、遠ざかっていらっしゃったとのことですが、やはり、ノリクラのこのロケーションが忘れられなくて、再び、ノリクラ通いを始めてしまったようです。お話をお聞きする中で、「ノリクラがやっぱりいいねぇ〜」というセリフが何度も登場するところが印象的でした。

 

初めてのノリクラ − こんなコンディションはまたとありません

そして、こちらの方は、五連休に休みを追加して九連休とのこと。北アルプスの山々を縦走して、最後にノリクラへ。今まで花の写真ばかり追ってきましたが、ノリクラの紅葉のすばらしさに感動されたようです。

初めてノリクラにお越しになって、ここ数年来、なかなかお目にかかることのできない絶好の錦絵にめぐり合ってしまうと、もう、他の紅葉には見向きもできなくなることでしょう。

 

夏スキー以外のノリクラのほうが奥深いんです

こちらも夏のモーグラーの常連の方。昨日まで、どこに紅葉見物に出かけようか迷っていらっしゃいましたが、最終的にノリクラへ。「ノリクラには写真や登山にやってくる人も多いんですね。びっくりしました!」と、おっしゃっています。ノリクラには夏スキー以外に興味がなかった観点から、夏スキー以外のノリクラのほうが奥深いことを新たに発見されたようです。 Next


■ご注意■

今回の大雪渓関連の記事はノリクラ初心者の方を対象にしておりません。ノリクラデビューをお考えの方は来年の夏シーズンをご検討ください。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。今後、大雪渓に新雪が降った場合でも、急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。

 

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