ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.6(2010/06/18〜19) A

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(Update:2010/06/24)

 

【畳平周辺】

不動岳
昨年並み
鶴ヶ池
昨年並みかやや早い

ここからは畳平周辺と畳平から肩の小屋方面へ向かう道路周辺の様子をお伝えします。全体的には不動岳・鶴ヶ池ともにほぼ昨年並みですが、鶴ヶ池の中心に残っていた積雪がほとんどなくなり、この点から今週は雪解けがやや早まっている様子が見られます。

 

畳平から肩の小屋・コロナ観測所への専用道
ほぼ完全に積雪がなくなる

畳平から肩の小屋・コロナ観測所への専用道は道路周辺にかなり積雪が残っていましたが、ご覧のようにほぼ完全に積雪がなくなっています。

 

お花畑 遊歩道周回部分がほぼ姿をあらわす
昨年より一週間早い雪解け

こちらは畳平の南側のお花畑。左斜面の不動岳の山肌はほぼ昨年並みの状況ですが、右斜面の恵比寿岳の山肌と、両斜面から落ちた谷底に当たる遊歩道付近の雪解けが目立ち、遊歩道は周回部分(木道)がほぼ完全に見えるほどです。

そのため、先週は昨年とほぼ同じ状況でしたが、昨年より一週間早い雪解けを見せています。

 

不消ヶ池 − ほぼ昨年並み

摩利支天岳の北斜面にある不消ヶ池(きえずがいけ)は、先週の段階では昨年よりもやや多い積雪状況でしたが、今週はほぼ昨年並みです。

 

富士見岳

今週はまとまった雨が降ったことから、どのエリアに関してもかなり雪解けが進んでいる状況が見られます。

 

【肩の小屋へ】

肩の小屋・コロナ観測所分岐点

こちらが肩の小屋・コロナ観測所分岐点。ちょうど正面が摩利支天岳の頂上で、左に進むと肩の小屋、右に進むとコロナ観測所です。先週は正面の分岐部分がほぼ全面に渡って積雪に覆われていて、昨年よりも多い積雪状況を見せていましたが、今週はかなり雪解けが進み、ほぼ昨年並みの状況となっています。

 

大雪渓
昨年より遅めの雪解け状況から今週は昨年並みに
位ヶ原
昨年よりやや早い状況

位ヶ原に関しては昨年よりやや早い状況。大雪渓の稜線付近は雪解けスピードが速くなり、先週の昨年より遅い状況からほぼ昨年並みの状況です。

 

切り通しの高さは2.5メートルほど − ほぼ昨年並み

肩の小屋へ向かう道路の切り通し箇所は大雪渓側(左側)は、先週の3メートルから2.5メートルになってほぼ昨年並みです。

 

二つ目の切り通しの壁は1.8メートル − 昨年よりやや少ない

分岐点から肩の小屋方面に進んで次に現れる雪の壁。高さは1.8メートルほど。昨年は3メートルでしたので、やや少ない状況を見せています。 Next

 

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